がんゲノム医療中核拠点・拠点・連携病院の方

がんゲノム医療中核拠点・拠点・連携病院向けC-CATデータの利活用システムについて

C-CATでは、保険診療によるがん遺伝⼦パネル検査の結果と対応する各患者さんの診療情報を個別同意のもと集約‧保管しています。がんゲノム医療中核拠点・拠点・連携病院向けのC-CATデータの利活用システムとしては、診療目的でC-CATデータを一次利活用するための「診療検索ポータル」、学術研究や医薬品等の開発を⽬的に二次利活用するための「利活用検索ポータル」、特定の変異を持つ症例数検索など、症例数のみの簡易検索のための「登録件数検索」を用意しています。
３つのシステムの対象者・用途等の違いについて説明します。

診療検索ポータル

がんゲノム医療中核拠点・拠点・連携病院の医療スタッフの方にがん診療の目的で参照いただくことを目的とするものです。対象施設において、特定の変異を持つ症例の治療情法などの情報を事前手続き等なく利用可能です（所属病院を通してのアカウント取得は必要です）。検索可能な症例はC-CATへの情報提供に同意された全症例となります。
なお、データを引用しての発表などはできません。

利活用検索ポータル

がんゲノム医療中核拠点・拠点・連携病院、アカデミア、企業の方々に学術研究や医薬品等の開発を目的とする二次利活用としてデータを参照いただくことが可能です。検索可能な症例はC-CATへの情報提供に同意された症例のうち、利活⽤（第三者提供）に同意された症例となります。利⽤して得られた成果‧知的財産権は利⽤者に帰属します。ご利用には、利用者側における倫理審査とC-CATへの利用申請、情報利活用審査会による審査・承認が必要です。がんゲノム医療中核拠点・拠点・連携病院のご利用は無償となります。

• 申請から利用までの流れ
• 提供する情報と利活用検索ポータルについて

登録件数検索

がんゲノム医療中核拠点・拠点・連携病院に限定せず、アカデミア、企業の方に無償でデータの登録状況をご確認いただけるポータルです。検索対象症例は利活用検索ポータルと同じです。ただし、お名前、メールアドレス（フリーメール不可）、国、所属機関の区分の入力による登録が必要です。特定の変異を持つ症例数検索など簡易的な検索や、利活用検索ポータルの利用検討などに活用ください。件数データを引用しての発表も可能です。

• 登録件数検索を見てみる

がんゲノム医療中核拠点・拠点・連携病院向け利活用システム一覧