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内視鏡機器開発分野(築地)医療機器開発グループ
- 2022年7月12日
- メンバーを更新しました
- 2018年12月1日
- 先端医療開発センター(EPOC)のHPをリニューアルしました
内視鏡機器開発分野(築地)では、Novel, Challenge and Change (NCC) for Endoscopic Procedureを掲げ、革新的な内視鏡診断機器・治療機器・トレーニングシステムの開発に取り組み、日本から世界へ発信することを目指しています。
内視鏡検査はファイバースコープの時代を経て、現在ではビデオスコープが導入され格段に画質が向上し、観察・診断する対象臓器も「胃」から「食道」「十二指腸」「大腸」「気管支」「胆道」「咽頭」など各分野へ広がってきました。内視鏡検査の主な使用目的は病変を発見し、各対象臓器の状態を確認するための「観察・診断」ですが、近年ではそれに加えて内視鏡を使用した「低侵襲治療」も可能になってきています。一方、診断においては、形態学的特徴に注目したものにとどまっており、ある一定の確率で見落とされる病変があることや治療においては、治療困難な病変や治療に伴う偶発症の課題も残されています。現在、企業やアカデミアと共同で産学連携体制をとり、革新的な内視鏡診断機器・治療機器・トレーニングシステムの開発に取り組んでおります。
進捗中のプロジェクトの一つとして、
- 国立がん研究センター研究所連携企業ラボラトリにおいて、オリンパス株式会社と革新的な内視鏡診断機器・治療機器・トレーニングシステムの共同開発
- AIシステムを利用した内視鏡診断補助システムの開発
- 超音波内視鏡の改良、超音波内視鏡を用いた新しい手技の開発
などがあります。