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新薬臨床開発分野(築地)臨床研究グループ

新薬臨床開発分野

新薬臨床開発分野は、東病院・中央病院に所属する先端医療科を基本母体としています。先端医療科は、分子標的治療薬、免疫作用薬をはじめとする新規抗悪性腫瘍薬の早期臨床開発(first in humanFIH)試験、第I相試験)を行っています。薬剤開発のグローバル化に伴い、欧米の主要施設と共同参加するglobal FIH試験をはじめとして、国内で実施されるall comer対象の第I相試験のほとんどをカバーしています。また、両病院の特色を生かし、単独実施・共同実施など、柔軟性を持った対応をすることで、早期臨床開発を効率的かつ迅速に進め、第II、III相などへの後期相へのシームレスな開発につなげています。

新薬臨床開発分野は、早期臨床開発等を通して医薬品開発を計画立案することを主たる目的とし、(1)未承認アカデミアシーズに対して早期から臨床開発を念頭に介入することで医師主導治験等への導出までのプロセスを効率的に行う、(2)トランスレーショナルリサーチをもとに企業シーズを用いて新しいPOC、MOA試験を行うことを目的としています。豊富な治験実施経験をもつ分野長・医長を中心に、それぞれ異なるがん種を専門とする若手医師により編成された診療科横断型の先端医療科メンバーは、各キャンパスで週に1回、担当の臨床研究コーディネーター(CRC)を交えてケースカンファレンスを行い、チーム内で情報を共有しています。

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