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がん対策研究所 オープンキャンパス 2024 開催レポート
2024年6月30日（日曜日）に国立がん研究センターがん対策研究所「オープンキャンパス 2024」が開催されました。がん対策に関わる社会医学研究に興味のある若手研究者・学生に国立がん研究センターがん対策研究所について知ってもらうことを目的に、研究所内に加えて、本年度初めてオンライン会場を設け、ハイブリッド開催としました。両会場合わせて40名以上の方々をお迎えし、八巻知香子室長の進行で開会しました。
中釜斉所長の挨拶では、「がん対策研究所は2021年9月に、がん対策情報センター、社会と健康研究センターの2つの組織を統合し、総合的にがん対策に資する研究や課題の抽出を行い、政策として提言し社会実装をするという目標を一にして取り組むための体制を整えた。がん対策が抱える課題は多岐にわたり、このがん対策研究所が担う役割は大きい。現在の活動を知っていただき、この活動に加わっていただきたいという思いで開催した」と述べられました。
続いて、井上真奈美副所長からは、がん研究が予防疫学との関連がますます強まるという時代の趨勢の中で、がん対策研究所は、基礎研究を行う研究所との連携をより一層強化し、新しいがん対策研究所の研究に共に取り組んでいくこと、そこに参加してくれる人を求めるとの挨拶がありました。
次に、がん対策研究所の活動を概説する動画が上映されました。
井上副所長からは、がん対策研究所の「すべての人が、健康と尊厳をもって暮らせる社会を実現する」という理念、「社会と協働して、エビデンスを創り、がん対策につなげ、すべての人に届ける」という使命、それらの実現に向けて日々取り組んでいる研究・事業について紹介がありました。
その後、参加者が各ブースに分かれて、研究・事業の内容を聞いたり、自身の進路の相談をしたりなど、自由に懇談する時間となりました。
多くの方にご参加いただき、活気あふれるイベントとなりました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
当日の動画は以下からご覧いただけます。