トップページ > 各部紹介 > がん政策評価研究部 > プロジェクト > 遺族調査 > よくある質問
よくある質問
Q1. どうやって患者の情報を手に入れたのですか?
A. 法律に基づき、厚生労働省の人口動態調査の死亡者情報から得ています。
この調査で得た個人情報は、他の目的では使用しません。
人口動態調査のしくみ
市区町村長は、死亡の届出を受けたとき、その届出等に基づいて人口動態調査票を作成し、これを保健所の管轄区域によって当該保健所長に送付しています。
保健所長は、市区町村長から提出された調査票を取りまとめ、毎月、都道府県知事に送付しています。
都道府県知事は、保健所長から提出された調査票の内容を精査し、厚生労働大臣に送付しています。
人口動態調査の死亡者情報の利用にあたり、国立がん研究センターは統計法第33条に基づき厚生労働省に二次利用申請を行い、承認を得ております。
注:厚生労働省ホームページ(外部サイトにリンクします)を加工して作成
Q2. どうして私がアンケートの対象者に選ばれたのですか?
A. 令和3年の死亡者の情報から、無作為に選ばれた患者さまのご遺族の方にアンケートをお送りしています。
アンケートの対象として選ばれたご遺族の方々の貴重なご回答は、たとえ病気を患ったとしても、その方のご意向に沿った生活を支えていく医療の実現のために活かしてまいります。
Q3. 個人情報はどのように管理しているのですか?
A. アンケートの送付の際、人口動態調査の患者さまの氏名や住所の情報を使用します。その後は、調査事務局では個人名がわからないように管理番号で管理します。集計を行う際には、個人名は分かりません。アンケートには、回答を管理するために管理番号が付いています。
調査の結果は、全て「○○という回答が△△%」というように統計的数字に集計されます。どなたがどのように回答されたかについて知られることはありません。
調査で得た情報は、調査事務局である国立がん研究センターの情報セキュリティ規程に則り管理します。
Q4. アンケートの表紙に記載してある番号は何ですか?
A. 調査事務局でアンケートの回答を管理する際、個人名が分からないように管理番号を付けています。管理番号を用いることで、アンケートの送付時以外には、個人名を使用しないようにしています。
Q5. 患者本人のことなのでわからない質問は回答しなくてもいいでしょうか?
A. わからない質問については、回答選択肢の「わからない」に〇をつけてください。
また、回答したくない質問については、回答しなくても結構です。次の質問にお進みください。質問に回答しないことによる不利益はありません。
Q6. 患者はがんと診断された記憶がないのに国立がん研究センターからアンケートが届きましたが、間違いでしょうか?
A. 厚生労働省の委託事業として国立がん研究センターが調査事務局を担っていますが、がん以外の病気の方々が、お亡くなりになる前に利用した医療や療養生活の実態を把握することも調査の目的となっています。