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アジアがん予防指針プロジェクト
プロジェクト責任者:井上真奈美
IARC(International Agency for Research on Cancer) のWorld/Regional Code Against Cancer 構想のもと、欧州で欧州がん予防指針が策定され、この欧州がん予防指針をもとに南米がん予防指針の策定が進められています。
アジア地域は、文化、歴史、宗教などによる生活習慣・環境の多様性から、地域のがん予防指針づくりは各国でも関心事となってはいるものの、まだアジア地域全体のがん予防指針づくりはなされていないのが現状です。
アジアには、がんセンターネットワークであるANCCA(Asian National Cancer Centers Alliance)の枠組が存在するため、この枠組や、また関連する研究者ネットワークと連携することにより、アジア版のがん予防指針の作成の実現を目指しています。
本プロジェクトでは、IARC の包括するWorld Code Against Cancer の枠組のもとで、先に作業の進んでいる欧州版や南米版を参考にしながら、ANCCAと連携してアジア人のためのアジアがん予防指針を策定します。