T5162 対象疾患 胃食道腺がん

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対象となるがん

切除不能な局所進行または転移性の胃食道腺がん

使用される新薬(治験薬)

ザニダタマブ  (注射剤:抗HER2二重特異性抗体薬)
チスレリズマブ (注射剤:抗PD-1抗体)

実施方法(治験のデザイン)

第III相試験

A群:トラスツズマブ +SOC
B群:ザニダタマブ +SOC
C群:ザニダタマブ +チスレリズマブ +SOC
  SOCは標準治療のこと。カペシタビン+オキサリプラチンを併用します。

 この治験に参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、A群、B群またはC群のいずれかの治療を受けることになります。

治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)

以下に該当する方が対象となります。

  1. 文書による同意が得られる
  2. 18歳以上である
  3. 組織学的にHER2陽性が確認された胃食道腺がん(胃食道接合部を含む)と診断されている
  4. 術前/術後補助化学療法以外の全身化学療法による治療歴がない
  5. 各臓器機能が規定内に保たれている

注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
注:臨床研究等提出・公開システム (niph.go.jp)(jRCT)からも情報検索できますのでご活用ください。
  本研究の臨床研究実施計画番号:jRCT2061230026