T5183 対象疾患 悪性リンパ腫

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対象となるがん

初発中枢神経原発悪性リンパ腫

使用される新薬(治験薬)

チラブルチニブ (経口剤:BTK阻害薬)

実施方法(治験のデザイン)

第II相試験

A群:プラセボ(標準治療)
B群:チラブルチニブ維持療法

・この治験に参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、A群、B群のいずれかの治療を受けることになります。
・プラセボとは 形や大きさ等、治験に使う薬と同じように作られていますが、効果のある成分は入っていません。医師にも治験関係者にも、薬とプラセボの区別は全くわかりません。治験薬の効果や副作用などをより客観的に評価することを目的として使用されます。

治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)

以下に該当する方が対象となります。

  1. 文書による同意が得られる
  2. 18歳以上である
  3. 頭蓋内の手術摘出又は過去の生検にて組織学的にB細胞リンパ腫と診断されている
  4. 中枢神経原発悪性リンパ腫に対する寛解導入療法として、メソトレキサート基盤薬物療法の治療後に、頭部MRIにて完全奏功が確認されている
  5. 放射線照射は施行されていない
  6. 各臓器機能が規定内に保たれている


注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
注:臨床研究等提出・公開システム (niph.go.jp)(jRCT)からも情報検索できますのでご活用ください。
  本研究の臨床研究実施計画番号:jRCT2031230277