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臨床ゲノム解析部門

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研究室及び技術支援の紹介

FIOC(Fundamental Innovative Oncology Core)臨床ゲノム解析部門は、研究所ゲノム系コアファシリティとして次世代シークエンサー(NGS)のウエット並びにドライ解析支援と、ドライ解析から得られる遺伝子異常のアノテーション(バリアントの意義付け)の支援を行うとともに、ゲノム/トランスクリプトーム/メチル化情報に基づく個別化医療(ゲノム医療)の実現に資する独自の研究を幅広く行っています。

ゲノム解析については、生殖細胞系列遺伝子変異・多型と体細胞遺伝子異常の双方を取り扱い、生殖細胞系列遺伝子変異・多型研究としては、乳がん・卵巣がん・子宮がん・大腸がん・肺がんを主な対象としてがん易罹患性に関わる遺伝素因・分子機構の解析を、体細胞遺伝子異常研究としては、肺がん・乳がん・婦人科がん・大腸がんなど幅広いがん種を対象にがんの発がん機構の解明を行っています。

臨床ゲノム解析部門では、ゲノム解析を中心にアカデミアの研究者らが基礎研究より見つけ出した新しい医療の種(シーズ)を見出し、医療実装に繋げるための一助を目的に、トランスレーショナル・リサーチ(橋渡し研究)に注力しています。対象となる研究は、非臨床から臨床開発までの幅広い研究テーマを対象としています。具体的なゲノム解析研究支援は、全ゲノム・エクソーム・ターゲットシークエンス解析、ロングリードシークエンス解析、シングルセルからバルクのトランスクリプトーム解析、DNAメチル化解析の支援を行っており、シームレスに研究者の先生方に結果を返却します。また生殖細胞系列変異や体細胞変異のアノテーションやウエットによる検証実験の支援も行っています。

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中央病院・東病院・研究所からのゲノム解析依頼

企業との共同研究