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薬効試験部門

研究室の紹介

私たちの研究室では、希少がんや小児・AYA(Adolescent and Young Adult)世代のがん患者さんを救うため、マウスモデルを活用した「発がんメカニズムの解明」と「創薬・新規治療法の開発」の2つを軸に研究を行っています。
これまでに、ユーイング肉腫をはじめとする融合遺伝子に起因する骨軟部肉腫において、独自の方法でマウスモデルを開発し、その発生起源の特定や発がん機構の一端を明らかにしてきました(Tanaka M. et al., J Clin Invest. 2014; Cancer Res. 2017; Nat Commun. 2023)。これらのマウスモデルは、正常細胞ががん化し、転移に至る病態プロセスを詳細に解析できるだけでなく、開発薬の薬効評価プラットフォームとしても有用です。現在は、ゲノム編集技術のCRISPRをはじめ、新しい解析技術(エピゲノム解析や空間オミックス解析)を組み合わせて、がん細胞とがん微小環境の相互作用や、融合遺伝子によるエピゲノム制御の破綻を網羅的に捉えることで、発がんと悪性化機構の解明を目指しています。さらに新たな治療アプローチとして、細胞内小胞輸送を標的とした新規治療薬の開発や、がんドライバー遺伝子の発現を直接抑制するエピゲノム編集治療技術の確立に取り組んでいます。

J-PDXライブラリ特設ページ公開

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J-PDXライブラリーは、国立がん研究センターが樹立・集積している日本人がん患者腫瘍移植モデルのライブラリーです。より多くの方にJ-PDXライブラリーのことを知っていただき、がん患者さんへより有効性の高い抗がん薬を迅速にお届けするため、日本における創薬開発研究を加速させることが使命であると考えております。また、患者さんからお預かりした貴重な試料と情報を無駄にすることなく、多くの方に安心して利活用していただけるよう、PDXモデルの研究利用における課題整理やシステム作りも進めてまいります。

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メッセージ

私たちのチームの一員として、がん克服に向けた挑戦を共にしてくれる研究員・ポスドク・大学院生を募集しています。また、共同研究・支援活動にご興味のある方はご連絡ください。

104-0045 東京都中央区築地5-1-1
国立がん研究センター研究所 8階 オフィス8B
田中美和 mitana3●ncc.go.jp(●を@に変更してください)