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築地発見伝2020年
ポスター賞受賞おめでとうございます! (12月15日)
小野拓也君(長崎大学博士課程1年)が、「第71回日本電気泳動学会総会」の一般演題ポスター発表で優秀賞を受賞しました(抄録:「脱細胞化ゲルによる新規培養法の確立」)。小野君は、「脱細胞化ゲル」による新規培養系の確立に取り組んでいます。「脱細胞化ゲル」は、組織から細胞を除去する処理によってできた細胞外マトリックスを保持した、生体内に近いゲルです。脱細胞化ゲルを用いた患者由来がんモデルを作製するための新規培養系の確立に横浜市立大学修士の時から取り組み、今回の受賞となりました。脱細胞化ゲルを用いたがん研究に向けて、これからも頑張ってください。
近藤先生とツーショット。トロフィーと賞状と共に。(2020.12.15 野口)
第71回日本電気泳動学会(11月12-13日)
「第71回日本電気泳動学会」へ、近藤研から、ポスター5演題を発表しました。野口玲ほか「OncoProGx~電気泳動法の未来を切り拓く革新的なソフトウェア」、吉松有紀ほか「患者由来「肉腫」モデルの樹立:機能的なオミクスデータの解釈に向けて」、申育實ほか「患者由来がん細胞株を用いた未分化多形肉腫のキナーゼ活性およびキナーゼ阻害剤の統合解析」、土屋流人ほか「肉腫の組織型に特徴的な発現パターンを示すmiRNAの同定」、小野拓也ほか「脱細胞化ゲルによる新規培養法の確立」。皆さん、時間をかけてじっくりポスターを作成し、いずれも力作だったと思います。
そして、理事による審査の結果、最優秀ポスター賞を小野拓也君が受賞しました。小野君は長崎大学博士課程1年生です。「脱細胞化ゲル」は組織から細胞を除去して作成する、細胞外マトリックスを保持した生体内に近いゲルです。修士課程のときから脱細胞化ゲルを用いた研究に取り組み、患者由来がんモデルを作製するための新規培養系の確立に挑戦しています。早朝から深夜まで、毎日、熱心に研究に取り組む姿勢が実を結びつつあるのでしょう。
来年の学会は、いよいよ近藤研が主催します!
(2020.11.16. 野口)
第13回関東骨軟部腫瘍の基礎を語る会(10月31日)
近藤研から、一般演題5演題を発表しました。野口玲ほか「プロテオゲノミクスのための研究プラットフォームの開発」、吉松有紀ほか「患者由来肉腫モデルを用いた研究」、申育實ほか「PAX7-FOXO1を有する胞巣型横紋筋肉腫の新規細胞株の樹立と解析」、土屋流人ほか「プロテオゲノミクスによる悪性末梢神経鞘腫の新規予後予測バイオマーカーの探索」、小野拓也ほか「未分化多型肉腫の新規細胞株の樹立と解析」。
今年は10月に学会や講演会が集中しています。しかしこれでようやくピークを過ぎた感があります。
分野長室から発表している風景。
(2020.11.2 近藤)
患者由来がんモデル講演会(10月29日から30日)
「患者由来がんモデル講演会」を本年はwebで開催いたしました。ホームページ作成からZOOMを用いた運営まですべて自分たちで行い、無事講演会を終了することができました。事前登録者:250人、参加者:231人と過去最大の規模になりました。来年度の講演会は現地とwebでのハイブリット開催を企画しています。来年に向けて、さらにパワーアップをはかりたいと思っております!
講演会ズームセンターの模様
(2020.11.02野口)
佐々木里菜さん これからもよろしく、佐々木将太君 これからよろしく (10月28日)
佐々木さんが栃木県立がんセンターへ移られ、佐々木君が研究に参加されることになりました。これからもよろしくお願いします。
記念の集合写真(2020.11.2 近藤)
桑田さん、ご結婚おめでとうございます!(9月19日)
桑田優さんがご結婚されました。末永くお幸せに!
お祝いのランチプレートと一緒に。
(2020.9.23 野口)
組織アレイ その後(9月17日)
自動組織アレイ作製装置は安定稼働するようになり、いろいろな悪性腫瘍を対象として組織アレイを作成してます。
肺がん組織アレイのHE画像(大阪国際がんセンター 中村ハルミ先生ご提供)
(2020.9.23 野口)
日本ヒト細胞学会で発表(8月22-23日)
高知で開催された日本ヒト細胞学会に近藤、吉松、桑田が参加し、研究成果を発表してきました。本学会では、基礎から臨床まで培養細胞を用いたさまざまな興味深い発表を聴講することができました。KYSE細胞株シリーズを樹立された嶋田裕先生(京都大学)のご講演には感銘を受けました。また、私と同年代の臨床の方々の発表も、興味深く拝聴させていただき励まされました。
(2020.8.24 近藤)
新メンバー加入!!!その1(6月15日)
(2020.6.17 近藤)
新メンバー加入!!!その2(6月15日)
(2020.6.17 小野)
リモートミーティング(5月22日)
少しずつコロナの感染者数が減り、25日には緊急事態宣言が解除されましたね。
少しほっとするところもありますが、第2波を防ぐため気を緩めずに予防対策として、以前より行っていた在宅勤務や時差出勤を率先して取り入れ、予防対策を継続していきます。
上の写真は在宅勤務メンバーと出勤メンバーがオンラインツールを使用し、リモートミーティングをしているところです。
在宅勤務をしていても顔を見て話し合いができるのは安心できて良いですね!(2020.6.1桑田)
初のTMA作製(5月23日)
田上君の後釜として、AutoTiss10C(EverBioTechnology社)を使用した組織マイクロアレイ(TMA)の作製を行っています。LINEやSkypeを駆使することで、台湾にいるEverBio社のDavid氏とリアルタイムでやり取りを行い、遠隔操作でAutoTiss10Cの調整ができます。TMAをよりスムーズに作製できるように、今後も工夫を交えつつ作業していきたいと思います。
David氏とリモート会議をしながら作製した初のTMA(2020.05.25 小野)
在宅勤務(5月19日)
近藤研では、コロナ対策として時差出勤と在宅勤務を取り入れています。週末などは以前から自宅でも仕事をしているわけですが、平日の朝から、というのは新鮮な感じがします。論文や書類仕事など在宅でもできる、あるいはむしろ、在宅の方が能率が上がる、という作業は少なくありません。何よりも、2時間前後もの通勤時間が不要になるメリットは大きいと思います。コロナが解決した後も、在宅勤務はよいかもしれません。(2020.05.19 近藤)
心温まる寄附(5月14日)
アメ横 志村商店様から国立がん研究センターに心温まるお菓子の寄附をいただきました。病院だけでなく研究所も含めた職員にお菓子が配布されました。コロナ禍という今までにない状況下で在宅勤務やテレワークを導入しながら、研究の質を落とさないように研究室全員で奮闘しております。いただいたお菓子は研究で頭を使った後に大事に食べたいと思います。
沢山いただきました。(2020.05.18 野口)
同じ誕生日のふたり(4月2日)
コロナウィルス対策として、4月4日から当研究室でも在宅勤務・テレワーク・時差出勤を導入開始することとなりました。ラボメンバーが全員で最後に集まったランチミーティングでした。4月2日は近藤格先生と吉松有紀先生の誕生日ということで、ケーキでささやかなお祝いをしました。コロナウィルスが落ち着くまで、ラボメンバー全員で色々工夫してこの難局を乗り越えていきたいです。
前列:誕生日が同じ近藤先生と吉松先生。後列:近藤研メンバー(2020.4.10 野口)
北里大学相模原キャンパス訪問(3月19日)
日本電気泳動学会の事務局の引継ぎのために北里大学相模原キャンパスへお邪魔しました。丹沢の山々に囲まれた広大なキャンパスで、キャンパス内を移動するのにほどよい距離歩いて、いい運動になりました。お昼はキャンパスのフードコートでおすすめのローストビーフ丼をいただきました。これから日本電気泳動学会の事務局を担当するということで、色々教えていただきました。大石正道先生、長塩亮先生、小寺義男先生ありがとうございました! 4月から日本電気泳動学会の事務局として研究室一同で盛り上げていきたいと思います。
(2020.03.30 野口)
田上君送別ランチ会(3月10日)
出会いと別れの季節ですね。近藤研ではインターンシップ生の田上君が卒業!ということで、送別ランチ会を行いました。お祝い飯は『 カツ丼 !! 』さらにお祝いの『 ケーキ 』に囲まれながら和やかなランチ会でした。4月からは社会人として、近藤研で学んだことを活かして頑張ってください!
4月からは新しいメンバーが…?!こうご期待あれ!(2020.3.13 桑田)
近藤研新年会(2月14日)
2020年に入って、早2か月。遅ればせながら、銀座で近藤研新年会を開催しました。
新しく入った桑田さんの歓迎、小野君と田上君の卒業お祝いも一緒にしました。
NCC所内外の諸先生方に沢山参加していただき、にぎやかに楽しい時間を過ごしました。
今年もみんなでがんばっていきたいです!
(2020.02.18 野口)
大学院博士課程に合格!(2月13日)
今春から長崎大学大学院医歯薬学総合研究科(外部サイトにリンクします)の博士課程に進学することが決まりました。長崎大学は国立がん研究センターの連携大学院であるため、今後も引き続き近藤研で勉強してまいります。近藤研を盛り上げられる存在になれるよう、4年間全力で頑張ります!
(2020.03.05小野)
卒業研究発表会(2月3日)
大田区産業プラザPIOで学外卒業研究発表会(ポスター発表)を行いました。この発表会は、1年半のインターンシップの集大成です。いろいろな方々に見てもらい、高評価を頂きました。貴重な体験をさせていただいた、近藤先生をはじめとする希少がん研究分野の方々に
大変お世話になりました。
(2020.02.13 田上)
階段アタック(1月27日)
文武両道を目指す近藤研では、毎朝の抄読会のあと、スクワット、腹筋、腕たせふせ、など筋トレをしています。昨年からラボに加わった土屋先生は、フルマラソンに備えて1階から9階まで階段を毎日3往復し、タイムをスラックで公開しています。ふつうに急いで階段を下りるより速いタイムを目の当たりにし、年齢に負けないようにがんばらねばと思う日々です。(2020.1.27 近藤)
新メンバー加入!!!!(1月22日)
1月より近藤研に新メンバーが加わりました。Biospecimen Laboratories社の桑田優さんです。患者由来がんモデルを作製する研究に参加していただきます。
(2020.1.27 近藤)
歓迎ランチ会(1月17日)
1月から近藤研に新メンバーとして申育實さんが加わりました。また特別ゲストとして竹田明彦先生(外部サイトにリンクします)も参加してくださいました。お二人ともこれからラボを盛り上げてくれること間違いなしです。
(2020.01.20, 野口)
城西国際大学の新倉先生との新年会(1月10日)
城西大学生命薬学分野・衛生化学研究室准教授の新倉先生(クリックで外部へリンクします)と新年会を開催しました。2020年、ここから新たな研究が生まれることを願いつつ研究に専心したいと思います。
両研究室メンバーの健康を祈念して、ヘルシーな馬肉料理をいただきました。(2020.1.17 申)