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大腸がんファクトシート

大腸がんは日本で一番罹患する人が多いがんであり、将来推計では急激な高齢化の影響から、さらなる増加が見込まれています。その原因のひとつとして、1992年より実施されてきた対策型検診である便潜血検査が、同様の検診を行っている他国と比較して、十分な効果が発揮されていない点が挙げられます。検診プログラムは国内で統一され一元管理されることが理想ですが、日本では住民検診、職域検診、人間ドックなど、様々な検診が提供されているうえに、住民検診以外は法的根拠がないためデータの公表がされておらず、検診の全体像を把握できない状況が続いています。それに加えて、検診受診率も十分ではありません。

この状況を変えるべく、国立がん研究センターがん対策研究所では、大腸がんに関する知見と今後の方策をまとめた「大腸がんファクトシート」を作成しました。特に大腸がん検診に関する問題点を議論し、今後取り組むべき課題を明らかにすることを目的としています。医療機関、自治体や職場で検診業務に従事する方、メディアなど啓発活動に携わる方に活用していただき、日本の大腸がん対策に貢献したいと考えています。

大腸がんファクトシート2024

内容をご覧になりたい場合は以下の画像をクリックしてください。

crcfactsheet.png

ファクトシート内容

  • 大腸がんの病態
  • 日本の大腸がん罹患・死亡の動向
  • 大腸がんのリスク
  • 大腸がん検診
  • 大腸がんの治療
  • 今後の方策

お問い合わせ

国立研究開発法人国立がん研究センター
がん対策研究所 検診開発研究部

電話:03-3542-2511(代表)
Eメール: nokobaya●ncc.go.jp