国立がん研究センター研究所オープンキャンパス2015
国立がん研究センターで最新の研究を見て、触れよう!
体験コーナー
最新の内視鏡に触れよう
みなさん、胃や大腸の検査を受けていますか?このコーナーでは、検査で使う「内視鏡」という胃や腸の中を見るカメラを展示します。実際に触ってみることもできますのでぜひ見に来てください。カメラの専門家が丁寧に説明します。
(中央病院 内視鏡科、オリンパス協賛)
最先端3次元CT画像でがんを見よう
CTの画像から人体の立体画像をつくりだすことができます。最先端装置により得られる高精細な画像データを用いて、様々な部位の3次元画像を構築し、血管や臓器などを立体的に把握することが可能です。この展示では、大腸仮想内視鏡、メガネのいらない3次元ディスプレイを体験していただけます。
(中央病院 放射線部)
がんの組織を観察しよう
検査や手術で取った体の一部ががんかどうか、どんな性質のがんかは、病理医が顕微鏡で形を見て診断しています。顕微鏡を使ったがんの病理診断のデモンストレーションとヒト組織を使った研究成果の展示を行います。
(研究所 分子病理分野)
腸内フローラってなんだ?
私達の体の中には千種類もの細菌が住んでいて、その細菌の出す物質が、がんや糖尿病などの病気から肥満などの体質まで、様々な影響を及ぼしていることがわかってきました。この展示では、ボードゲームで楽しく遊びながら腸内フローラについて学んでいただきます。
(研究所 がんゲノミクス研究分野)
最先端の分析装置を見学しよう
見えないものを「みる」技術を作ることは、今そして未来の研究で大切です。この展示では、「質量顕微鏡」と呼ばれる最新の装置で、どのように分子を見ているかを研究室ツアーで実際に体験してもらいます。
(研究所 臨床薬理部門)
展示コーナー
最新の研究成果に触れよう
「リサーチレジデント」と呼ばれる若い研究者の皆さんの研究成果をポスター形式で展示します。少し難しいことも丁寧に説明してもらえますので、最新の研究について触れてみましょう。
(がん研究振興財団リサーチレジデント)
リキッドバイオプシーを学ぼう
国立がん研究センターでは、次世代のがん診断の開発を行っています。その一つが、血液や唾液、尿など体液を利用した苦痛の少ない診断(リキッドバイオプシー)です。この展示では血液中のマイクロRNAやがん由来DNAを検出する最先端の研究を紹介します。
(研究所 がんゲノミクス研究分野、分子細胞治療研究分野)
バイオバンクについて知ろう
バイオバンクとは、未来の医療をつくり出す「宝箱」です。血液や組織といった試料と、健康に関する情報があって初めて、人の病気を研究することができます。試料と情報を提供くださる患者さんのお気持ちと研究者の努力で、新しい医療が生まれていく仕組みをごらんください。
(研究所 バイオバンク部門)
研究相談ブース
将来、国立がん研究センター研究所で研究をしたい方のご相談をお受けします。
同時開催
第1回 市民公開講演会 がん研究と市民社会 高齢者がんとサバイバーシップ
- 日時:2015年3月14日(土曜日)15時から17時
- 場所:国立がん研究センター 研究所1階ロビー
郵便番号:104-0045 東京都中央区築地5-1-1 - 参加費:無料
- 主催:独立行政法人 国立がん研究センター