コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター

トップページ > 教育

教育

1962年に我が国初のナショナルセンターとして創設されましたが、1960年に国立がんセンター設立準備委員会が当時の厚生大臣に提出した具申書において、「診断治療に関する医師及び技術者の養成研修を行うこと。」と明記されています。がん医療従事者・研究者の教育・育成はセンターの重要な使命であり、シンボルマークの3つの輪の一つが「教育」を象徴しています。

最近では、センター全体の人材育成システムの構築、優秀な人材確保のための戦略的な企画立案及び連携大学院の推進を目的として、従来の人材育成システムを再構築するため、2019年2月にNCC全体の横断的課題に対応する部門として人材育成管理事務局を、中央・東病院に人材育成センターを設置・再編、また同年4月にNCC全体の人材育成に関する課題を検討する場として人材育成管理運営会議を新設しました。

体系的にがん医療を学び、がん医療の専門家を養成するレジデント制度(医師、薬剤師、医学物理士、診療放射線技師)、学位の取得を目指す連携大学院制度、がん医療の均てん化を目指す研修事業、臨床研究のe-learningシステムとして始まり、最近では6つのナショナルセンターの共通教育プラットフォームとしても活用されているICRwebなど幅広い活動を行っています。

国立がん研究センターにおいて人材育成は自らの活動基盤を確保するだけでなく、我が国の高度専門人材を全国に輩出することが使命です。人材育成については長期的な視点を持ちつつ、時代を先取りした高度専門人材を育成・輩出するため、築地・柏の両キャンパスの特性を活かし、チャレンジしています。

人材育成管理事務局長 中山 鋼

ページの先頭へ