「がんゲノム医療について考えよう!」開催のご案内(11月19日)
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「がんゲノム医療」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。最近では新聞やテレビで取り上げられることも多くなりました。世界で、そして日本でも、「がんゲノム医療」のための体制整備が進められています。
「がんゲノム医療」では、個々の患者さんの検査・治療とあわせて、病気に関するゲノムの情報を公的なデータベースに集めて、将来の検査の質向上や新薬の研究開発に役立てることが計画されています。
そこでこの会では、病気に関するゲノムの情報を未来の研究開発に活用していくことの期待や心配について皆さんと一緒に考えたいと思います。
また、医療に関する情報の活用の先進国であるフィンランドの患者団体の声もご紹介します。「がんゲノム医療」について一緒に考えてみませんか?
開催日時
2018年11月19日(月曜日)14時から16時(13時30分受付開始)開催場所
国立がん研究センター新研究棟1階セミナールームAB住所:東京都中央区築地5-1-1
プログラム
話題提供1
日本のがんゲノム医療体制と倫理的・法的・社会的基盤について
中田はる佳(国立がん研究センター 社会と健康研究センター 生命倫理・医事法研究部)
話題提供2
がん遺伝子パネル検査に関する認知度と期待・懸念 がん患者と患者家族を対象とした調査より
永井亜貴子(東京大学医科学研究所 公共政策研究分野)
話題提供3
患者のゲノム医療に対する思い フィンランド患者団体へのヒアリング調査より
吉田 幸恵(群馬パース大学 保健科学部 教養共通教育部)
各話題提供に関するQ&Aののち、それらをふまえた意見交換を行います。
参加対象者
がんゲノム医療に関心がある患者・家族・支援者のみなさん 約20名
(主催研究班のメンバーも参加します)
お申込み
参加は無料です。お手数ですが、必ず事前申込をお願いいたします。下記4点を記載の上、末尾のメールアドレスに送信してください。
- お名前
- お立場(患者、患者家族、支援者、等)
- 所属している患者会があればその団体名
- 当日連絡のつくご連絡先(携帯電話、メールアドレス等)
ご注意・お願い
当日いただいたご意見・ご感想は、個人が特定されない範囲で研究班の資料として使用させていただく可能性があります。
主催
厚生労働科学研究費補助金「がんゲノム医療推進を目指した医療情報の利活用にかかる国内外の法的基盤の運用と課題に関する調査研究」班