コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター

トップページ > 広報活動 > セミナー・研修・イベント > 2018年 > 第1回 普及と実装科学研究会

「いま、なぜ、普及と実装を科学するのか? その基礎と研究事例」第1回 普及と実装科学研究会

チラシの画像

Dissemination and Implementation Science(普及と実装科学、通称D&I)は、様々な研究デザイン、方法論を用い、患者、保健医療従事者、組織、地域などのステークホルダーと協働しながら、エビデンスのある介入法を、効果的、効率的に日常の保健医療活動に取り入れる方法を開発、検証する学問領域です。

医療、公衆衛生活動に、エビデンス・ベースド・メディスン:EBMの概念が導入され、エビデンスに基づく介入法が、ガイドラインとして示されるようになりました。しかしながら、ランダム化比較試験などで有効性が示された介入法が、現実社会の診療やケア、公衆衛生活動に速やかに取り入れられ日常的に実施されているとは必ずしも言えません。そのような背景から、近年、欧米を中心に普及と実装科学についての議論が活発になっています。

わが国におけるエビデンス・プラクティス・ギャップを埋めるための先駆的な研究事例について共有し、普及と実装科学を推進するため、このたび第1回 普及と実装科学研究会を開催いたします。奮ってご参加ください。   

内富 庸介(当番世話人、国立がん研究センター 中央病院 支持療法開発センター長/ 社会と健康研究センター副センター長)

開催概要/参加申し込み方法

日時

平成30年11 月 18 日(日曜日)10時から15時

場所

国立がん研究センター 新研究棟1階 大会議室
東京都中央区築地5-1-1

アクセスはこちら

定員

300名

主な対象

エビデンスの普及と実装に興味のある研究者、教育者、医療・福祉・保健・行政関係者

費用

無料

主催

国立がん研究センター 社会と健康研究センター

共催

日本がん支持療法研究グループ(J-SUPPORT)

後援

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
厚生労働省

世話人

明石秀親(国立国際医療研究センター)、内富庸介(国立がん研究センター、当番)、遠藤弘良(聖路加国際大学)、川上憲人(東京大学)、金吉晴(国立精神・神経医療研究センター)、島津太一(国立がん研究センター、事務局)、園田美和(AMED)

プログラム

司会進行:島津 太一(国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究部)
注:各講演時間は5分間の質疑応答を含む

  • 10時から10時5分
    [開会挨拶]内富 庸介(国立がん研究センター 中央病院 支持療法開発センター長/ 社会と健康研究センター副センター長)
  • 10時5分から10時30分
    演題 1『普及と実装科学研究とは何か?』
    島津 太一(国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究部)
  • 10時30分から10時55分
    演題 2『周産期診療の質向上に関するクラスターランダム化比較試験:科学的根拠に基づく方針と個別の診療方針をつなぐ試み』
    森 臨太郎(国立成育医療研究センター 政策科学研究部)
  • 10時55分から11時20分
    演題 3『救急医療を起点とした自殺未遂者支援のエビデンスとその社会実装』
    山田 光彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 精神薬理研究部)
  • 11時20分から11時25分
    [講評]中釜 斉(国立がん研究センター理事長)
  • 11時25分から12時30分
    休憩(65分)
  • 12時30分から12時55分
    演題 4『救急・在宅医療連携による地域介入が終末期医療に及ぼす影響の実証とメカニズムの解明』
    山岸 暁美 (慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室/あおぞら診療所)
  • 12時55分から13時20分
    演題 5『スマートフォンによるベトナム看護師のメンタルヘルス対策』
    川上 憲人(東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 精神保健学分野)
  • 13時20分から13時45分
    演題 6『身体活動促進のためのポピュレーション介入研究』
    鎌田 真光(東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 保健社会行動学分野)
  • 13時45分から14時10分
    演題 7『地域における認知症予防のための介入研究』
    村田 千代栄(国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター 老年社会科学研究部)
  • 14時10分から14時50分
    総合討論(40分程度)
  • 14時50分から14時55分
    [閉会挨拶]金 吉晴(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 成人精神保健研究部長)

参加申込み方法

以下参加申込みフォームへ必要事項をご記入のうえ参加申込みをお願い致します。
【参加申込み締切】11月9日(金曜日)残席があるため、申込み締切を延長いたします。)

お問い合わせ先

国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究部 島津 太一(研究会事務局)

メールアドレス:DandI●ncc.go.jp(●を@に差し替えてください)

関連ファイル

Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

ページの先頭へ