韓国国立がんセンターとの覚書締結について
2016年9月5日
国立研究開発法人国立がん研究センター
国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉、所在地:東京都中央区、略称:国がん)は、2016年7月26日、韓国国立がんセンター(所在地:韓国、高陽市)と覚書を締結しました。
両国のセンターは、2001年に結んだ共同宣言以降、友好的な関係を維持していましたが、今回の締結においては人事交流、共同研究などを骨子とし、今後さらに緊密な協力を推進することについて調印しました。
同日、韓国国立がんセンターにて行われた調印式で中釜斉国立がん研究センター理事長は「両者、国を代表するがんの専門機関として、より積極的に協力を進めていきたい」と意気込みを話し、また、両国ともに関心の高い「個別化医療」と「がんサバイバーシップ」について意見交換が行われました。
調印式後は、韓国国立がんセンタースタッフに向け中釜斉理事長より「日本国立がん研究センターの新ビジョン 個別化医療とアンメットメディカルニーズ」というテーマで講演が行われました。韓国がんセンターにとっても大変関心のあるテーマであり、多くの質問が寄せられました。
韓国国立がんセンターは、韓国の保健福祉省の下2000年に設立され、がんの医療・研究・がん対策・大学院を併設した韓国のがん専門機関です。
写真中央 左 国立がん研究センター 理事長 中釜斉
右 韓国国立がんセンター 総長 イ・ガンヒョン
参考
- フランス国立がんセンターとの覚書締結について(2015年3月30日)
- 米国マサチューセッツ総合病院との覚書締結について(2014年7月17日)
- 米国国立がん研究所との研究協力に関する覚書締結について(2014年5月15日)
プレスリリース
- 韓国国立がんセンターとの覚書締結について
関連ファイルをご覧ください。
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