国立がん研究センター中央病院「患者サポート研究開発センター」開設
2016年11月8日
国立研究開発法人 国立がん研究センター
国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院(病院長:西田俊朗、東京都中央区)では、本年9月5日より患者サポート研究開発センターを開設し、中央病院8階において運用を開始しています。
がん医療の進歩による治癒率の向上と、世界に先駆けわが国が直面している超高齢化社会において、がん診療の目的は、治癒や生存期間の延長だけではなく、より良い生き方に繋がるがん医療へと変化しつつあります。
患者サポート研究開発センターでは、患者さんのQOLを重視したチーム医療を実践するために、病院内にありながら従来の病院とは異なる空間を用意し、医師だけではなく、看護師、臨床心理士、薬剤師、管理栄養士など多職種による多彩な支援プログラムや患者教室を提供いたします。
さらには、国立がん研究センターの役割として、QOLを重要な指標とした新たながん診療体制を構築するため、各種の支援を開発し、その効果を科学的に評価、標準的な支援の実用化を目指してまいります。そのため、それぞれのプロジェクトの手順の明確化、および目標と評価法の設定、評価に基づく改善に取り組みます。また将来的には、他のがん関連施設でも実践可能とするため、これらのプロジェクトの効率化も重要な課題として検討を行います。
プレスリリース
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