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国立がん研究センター

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国立がん研究センター 新研究棟竣工のご案内

2017年9月12日
国立研究開発法人 国立がん研究センター

国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜 斉、所在地:東京都中央区)築地キャンパスに建設中の新研究棟がこの程竣工し、研究所、社会と健康研究センターと新たに企業連携ラボを配置しスタートする運びとなりましたのでご案内いたします。

新研究棟のコンセプト

新研究棟写真

新研究棟では、国立がん研究センターが将来にわたり我が国のがん研究を牽引し、世界的競争力のある研究を推進するとともに、研究成果の社会還元・臨床応用を実現します。そのために、高度な研究機能の充実に加えて、臨床部門・公衆衛生部門と基礎研究部門とがシームレスに連携するための工夫を凝らしました。また、基盤的臨床開発研究コアセンターと共通機器室を設置し、世界最高水準のコアファシリティー機能を提供します。患者さんの善意に基づく、我が国の研究基盤としてのNCCバイオバンクも拡充します。さらに、外部研究機関・民間企業との連携をするために、企業連携ラボを設置しました。これらを支えるために、安全性と柔軟性を担保した構造となっています。

1.高度な研究機能と臨床応用を促進する機能

  • 臨床部門(中央病院・東病院)・公衆衛生部門との交流経路・スペースの確保、資源の共有
  • コアファシリティー機能の強化(基盤的臨床開発研究コアセンター、共通機器室、動物実験室等)
  • 研究基盤としてのバイオバンクや生物研究資源の拡充(NCCバイオバンク)
  • 外部研究機関・民間企業との連携強化(企業連携ラボ)
  • 若手研究者の育成や研究者間の交流促進を重視した設計(オープンラボ、オープンオフィス、講堂、セミナールーム、ラウンジ、吹抜け階段)

2.安全性と柔軟性を担保した構造

  • 地震・津波・火災等の災害に対する十分な対策(免震構造、全ての実験室・機械室は2階以上に配置)
  • 科学技術の発展・社会的要望の変化・組織改革などの将来の様々な変化にも柔軟に対応できる施設(オープンラボ、ラボサポート、オープンオフィス、共通機器室)

竣工日:2017年3月31日
延べ床面積:地上14階建て33,500平方メートル

14F 研究所
動物実験室
13F 研究所
細胞情報学分野/がんゲノミクス研究分野/分子腫瘍学分野/臨床ゲノミクス研究ユニット
12F 研究所
ゲノム生物学研究分野/造血器腫瘍研究分野/がん患者病態生理研究分野/分子病理分野/分子発がん研究ユニット
11F 研究所
がん分化制御解析分野/腫瘍生物学分野/脳腫瘍連携研究分野/難治進行がん研究ユニット/基礎腫瘍学ユニット
10F 研究所
分子細胞治療研究分野/がん幹細胞研究分野/がん分子修飾制御学分野/連携研究室 体液中 miRNA PJ
9F 研究所
エピゲノム解析分野/腫瘍免疫研究分野/希少がん研究分野/発がん・予防研究分野/分子薬理研究分野
8F 研究所
基盤的臨床開発研究コアセンター
7F 社会と健康研究センター
4F 研究所
RI実験室/共通機器室
3F 企業連携ラボ
2F 研究所
所長室/副所長室/バイオバンク
1F 大会議室/セミナールーム/赤ちゃん・ふらっと

プレスリリース

国立がん研究センター 新研究棟竣工のご案内 (PDF:217KB)

報道関係からのお問い合せ先

国立研究開発法人国立がん研究センター
企画戦略局 広報企画室
郵便番号:104-0045 東京都中央区築地5-1-1
電話番号:03-3542-2511
ファクス番号:03-3542-2545 
Eメール:ncc-admin●ncc.go.jp(●を@に置きかえてください)

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