2021年度がん対策情報センター『患者・市民パネル募集』
国立がん研究センターがん対策情報センターでは、がん患者、家族、市民のそれぞれの立場から「患者・市民パネル」の皆さまにご協力をいただき、がんに関する信頼できる情報提供に取り組んでおります。このたび、2021年度がん対策情報センター「患者・市民パネル」を募集することといたしましたのでご案内いたします。
詳細および募集の方法については、がん情報サービス(https://ganjoho.jp)に公開しております。詳細につきましては、次のページをご参照ください。https://ganjoho.jp/public/news/2020/panel_2021.html
主な活動内容
メールやインターネットを通じた活動が主ですが、会議への出席をお願いすることもあります。
- 課題や取り組みへの意見、調査への回答
- がん対策にかかわる活動(講演会の案内など)の広報
- パンフレットやウェブページの情報の見やすさ、わかりやすさなどのチェック
- 意見交換会などの会議への出席
募集概要
募集期間: 2020年11月12日(木)から2021年1月12日(火)(当日消印有効)
募集人数: 40名程度
応募方法: 所定の応募願書にて郵送または電子メールにて事務局に送付
注:詳細につきましては、別添の募集案内をご覧ください。
本募集についての報道関係からのお問い合わせ先
国立研究開発法人 国立がん研究センター
がん対策情報センター「患者・市民パネル」事務局
E-mail:ganjoho1●ncc.go.jp(●を@に置き換えてください)
電話:03-3542-2511 内線1615、1614
その他全般
国立がん研究センター 企画戦略局 広報企画室
E-mail:ncc-admin●ncc.go.jp(●を@に置き換えてください)
電話:03-3542-2511
~「患者・市民パネル」のこれまでの活動事例 ~
平成20年度より開始した、「患者・市民パネル」の活動は、これまで、「患者必携 がんになったら手にとるガイド」をはじめ、メンバーの皆さまには、当センターが発信する情報の作成や普及に、大きな役割を果たしていただいております。
これまでの活動の一例(詳しくは、ホームページに掲載しております)
- 新たな情報の作成への協力
- 新たに公開する情報のレビュー(各種がんのページ、冊子)
- 国立がん研究センターがん対策情報センターの
HP等情報発信の改善への提案 - 新たに始める事業の効果的な展開のための提案
活動例:「がん情報ギフト」の愛称の考案や普及策の提案 - 検討会でのディスカッションを通した患者・家族ならではの視点の提供
過去のディスカッションテーマの例:
『家族』としてどのように関わっているのか、大変だったこと、してもらって良かったこと、伝えたいこと」、「全国の図書館にがん情報を届けるプロジェクトについて」、「患者必携 がんになったら手にとるガイド(普及新版)の改訂に向けて」等
~ メンバー経験者の声 ~
- がんに関する学びはもちろんですが、地域での活動では経験できない全国の仲間とのふれあいは、私の視野を大きく広げてくれました。そして今そのつながりはパネル終了後も続いていき、私の人生にかけがえのない肥やしになり支えにもなってくれると思っています。地域での患者支援・啓発活動をさらに広げていく力になりました。(奈良県 女性)
- 貴重な出会いの連続でした。似た境遇にある方、同じ思いを抱えた遺族の方等々、全国から集まったパネルのみなさんと出会い対話するたびに、そのしなやかな力強さに勇気づけられました。そして、未来に期待し次世代の健康と幸福を願う皆さんの切実な想いを受け止めて、次世代を育成する仕事を続けていこうという決意を新たにしました。今後も出会った方々との繋がりを大切に、がんと社会をめぐる問題に当事者意識を持って関わり続けるつもりです。(東京都 女性)
- がんに関する情報があふれるなかで、多くの患者や家族が、正しい情報、必要な情報を求めて苦慮している場面に出会うことが少なくありませんでした。活動の一環として、ピアサポートサロンでは「がん対策情報センター」のことを伝え続けてきました。また年2回の検討会での全国の仲間との交流で得たものは私の財産となっています。(秋田県 女性)