2022年度国立がん研究センター「患者・市民パネル」募集
2021年11月17日
国立研究開発法人国立がん研究センター
国立がん研究センターがん対策研究所では、がん患者、家族、市民のそれぞれの立場から「患者・市民パネル」の皆さまにご協力をいただき、がんに関する信頼できる情報提供に取り組んでおります。
このたび、2022年度国立がん研究センター「患者・市民パネル」を募集することといたしましたのでご案内いたします。詳細および募集の方法については、がん情報サービス(https://ganjoho.jp)内の次のページをご参照ください。
https://ganjoho.jp/public/news/2021/panel_2022.htmlhttps://ganjoho.jp
主な活動内容
- 患者・市民の立場から、課題や取り組みなどに対する意見をいただくこと
- 多様な視点がとりこまれた研究を進めるため、調査に協力していただくこと
- がん対策に関わる活動(講演会の案内など)を広報していただくこと
- パンフレットやウェブページの情報の見やすさ、わかりやすさなどのチェック
- 意見交換会などの会議への出席
募集概要
募集期間:2021年11月17日(水曜日)から2022年1月12日(水曜日)(当日消印有効)
募集人数:60名程度
応募方法:所定の応募用紙をメールにて事務局に送付
注:詳細は当ページ下部の関連ファイル「募集案内 患者市民パネル(PDF)」、もしくは「がん情報サービス」内の募集案内をご覧ください。
患者・市民パネルの活動事例
2008年度より開始した「患者・市民パネル」の活動は、これまで、「患者必携 がんになったら手にとるガイド」をはじめ、当センターが発信する情報の作成や普及に、大きな役割を果たしていただいております。
これまでの活動の一例(詳しくは、ホームページに掲載しております)
- 新たな情報の作成への協力
- 新たに公開する情報のレビュー(各種がんのページ、冊子)
- がん情報サービスなど情報発信の改善への提案
- 新たに始める事業の効果的な展開のための提案
活動例:「がん情報ギフト」の愛称の考案や普及策の提案 - 検討会でのディスカッションを通した患者・家族ならではの視点の提供
過去のディスカッションテーマの例
「全国の図書館にがん情報を届けるプロジェクトについて」⇒「がん情報ギフト」として実現
「患者必携 がんになったら手にとるガイド(普及新版)の改訂に向けて」等
メンバー経験者の声
- 応募した頃、私は患者会や支援活動などとも無縁、普通の患者でした。かけがえのない経験をさせていただき、居住する県で初めて、自分の罹患しているがんの患者会を設立することができました。(北海道 男性)
- 患者・市民パネルになって、自分の住んでいる地域の自治体のがん対策に初めて関心を持ちました。地域が違うと医療事情や患者さんの抱える悩みが違ってくることを知り、他にもいろいろな気づきを得ることができました。Zoom越しにお会いした方々がそれぞれの立場でできることを頑張っていらっしゃる姿に刺激をもらいました。 (東京都 女性)
- 申込動機などを応募書類に書き込んでいるうちに、自分のこれまでの病気などの振り返りができたことを思い出します。素敵な出会い、繋がり、たくさんの学びがあった4年間でした。これからもこの患者・市民パネルで得たことを地元の活動に役立てていきたいと思います。(山梨県 女性)
- 一人の患者・家族として、その一部を受け取るだけだった「がんに関する情報」が、どのような過程を経て発信されているのか。パネルの活動を通して、その長い道のりや関わる方々の役割・想いを知り、またその一部に関わる機会をいただき、「社会に対して一人ができること」を以前よりもイメージできるようになりました。「何かしたい」「何ができるだろう?」という想いの種をお持ちの方にはぜひお勧めしたいです。(大阪府 女性)
お問い合わせ先
患者・市民パネル募集について
国立がん研究センター がん対策研究所「患者・市民パネル」事務局
E-mail:ganjoho1●ncc.go.jp(@を丸に置き換えてください) 電話:03-3542-2511 内線1615
その他全般
国立がん研究センター 企画戦略局 広報企画室
E-mail:ncc-admin●ncc.go.jp(@を丸に置き換えてください) 電話:03-3542-2511