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希少がんコミュニティオープンデー2023 開催レポート
国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜 斉、東京都中央区)中央病院(病院長:島田和明)が2017年から開始している希少がんの産学共同プロジェクト「MASTER KEYプロジェクト(Marker Assisted Selective ThErapy in Rare cancers: Knowledge database Establishing registrY Project)」は、一般社団法人日本希少がん患者会ネットワークと共に、2023年5月21日(日曜日)に「希少がんコミュニティオープンデー」を開催しました。
当日は国立がん研究センター研究所での現地開催に加え、全国から参加いただけるようオンライン開催もされました。
第1回となる今回は、現地参加123名・オンライン参加300名と多くの方にご参加いただき、活気あふれるイベントとなりました。
当日の様子・講演内容の動画は、当センターの公式Youtubeチャンネルに掲載しております。ぜひご覧ください。
1.オープニング
2.講演前半
3.参加施設・希少がんセンターの紹介
4.わたしのストーリー
5.講演後半
6.パネルディスカッション
講演パートでは、様々な視点から「希少がん」と「希少がんの臨床研究」についてご紹介しました。
プログラム |
登壇者 |
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1 |
はじめに 挨拶 |
中釜 斉 (国立がん研究センター 理事長) 眞島 喜幸 (日本希少がん患者会ネットワーク 理事長) |
2 |
来賓挨拶 |
羽生田 俊 (厚生労働副大臣) |
3 |
希少がん、MASTER KEY プロジェクトについて (これまでの成果と今後の展望) |
大熊 ひとみ (国立がん研究センター中央病院 国際開発部門 研究企画室長) |
4 |
わたしたちが考えるアンメットニーズ |
大西 啓之 (日本希少がん患者会ネットワーク 副理事長) |
5 |
国の希少がん対策について |
上野 琢史 (厚生労働省 健康局 がん・疾病対策課 課長補佐) |
6 |
MASTER KEY プロジェクト参加施設・希少がんセンターの紹介1 |
北海道大学病院、東北大学病院 |
7-1 |
わたしのストーリー1 |
希少がん患者 |
7-2 |
わたしのストーリー2 |
希少がん患者 |
8 |
臨床研究の情報を探すには |
西舘 澄人 (日本希少がん患者会ネットワーク 副理事長) |
9 |
希少がんの医薬品開発~規制当局の立場から |
泉 和樹 (医薬品医療機器総合機構 新薬審査第五部 審査役補佐) |
10 |
MASTER KEY プロジェクト参加施設・希少がんセンターの紹介2 |
愛知県がんセンター、 京都大学医学部附属病院、九州大学病院 |
11 |
パネルディスカッション 「希少がんの創薬と患者参画 ~誰一人取り残さない希少がん対策にむけて~」 |
大友俊彦 (中外製薬株式会社 オンコロジーライフサイクルマネジメント部長) |
12 |
おわりに 挨拶 |
島田和明 (国立がん研究センター中央病院 病院長) |
また、会場では企業・患者団体による展示・体験ブースの出展もありました。
<出展企業、団体>
- 花王株式会社
- 株式会社アートネイチャー
- 資生堂ジャパン株式会社
- IQVIAソリューションズ株式会社
- 日本希少がん患者会ネットワーク
- レモネードスタンド
本イベントにご参加・ご協力くださいました皆様、ありがとうございました。
このイベントを通じて得られたつながりを活かして、MASTER KEYプロジェクトでは引き続き、希少がん患者さんのための取り組みを続けてまいります。