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がん細胞と微小環境のネットワークを解明し、制御する

がんの発生や悪性化(浸潤・転移)は、がん細胞単独の暴走だけでなく、周囲の血管・線維芽細胞・免疫細胞などの「がん微小環境(Tumor Microenvironment)」との複雑な細胞間相互作用によって促進されます。私たちは、このがん微小環境の形成を制御する分子メカニズムを解明し、微小環境を標的とした新たな創薬研究を進めています。現在、がん細胞と周囲の細胞とのメッセージ(分泌タンパク質やサイトカイン、エクソソームなど)のやり取りを担う「細胞内小胞輸送」に着目しています。この輸送ルートをターゲットとした新規治療薬の開発を推進しており、同定したヒット化合物の安全性試験や構造最適化を精力的に行っています。(Tanaka M et al., Cancer Sci (review), 2025)

 

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