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大規模患者コホートデータを用いたオミクス解析
更新日 : 2024年3月22日
わたしたちは、大阪医科薬科大学腎泌尿器外科さんとの共同研究で、膀胱がんの臨床検体470例を対象に次世代シーケンシング、蛍光多重免疫染色、病理組織解析、臨床情報からなる包括的データセットを作成し、現在なお拡張中です。これらのデータを用いて、様々な角度から膀胱がんのバイオマーカーの同定や病態解明を行っています。
例→プレスリリース「膀胱がんの FGFR3 異常が腫瘍免疫微小環境と免疫療法の効果に与える影響を解明~大規模膀胱がんコホート解析で新規治療標的同定に期待~」
発表論文
- Komura K, et al. Distinct Tumor Microenvironment in Bladder Cancer with FGFR3 Alterations. Mol Cancer. 2023 Nov 18;22(1):185. PMID: 37980528.
- Komura K et al. Tertiary lymphoid structure and neutrophil-lymphocyte ratio coordinately predict outcome of pembrolizumab. Cancer Sci. 2023 Sep 26. PMID: 37752769.
主担当者:
前之園 良一(大阪医科薬科大学から国内留学中)
西村一希(米国DFCI留学中)
Grant: AMED革新的がん医療実用化研究事業