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統合がん研究分野
がんの病因を同定して予防法を開発し、がんの一次予防や二次予防に応用することは現代の喫緊の課題です。特に先進国を中心に罹患率が増加し注目を集めている若年発症がんの病因解明は急務です。一方で、がんは、宿主免疫、食事、生活習慣、腸内細菌叢、点突然変異など多様な要因に影響を受ける異質性の高い疾患であり、食事や肥満などのがんのリスク要因による発がんの程度にも個人差があることが示されています。がんが、前がん病変から悪性新生物へどのように進化するのかを多面的に捉えるために、分子レベルから集団レベルまでのデータを用いて、統合がん研究を行う必要があります。統合がん研究分野では、ハーバード公衆衛生大学院や国際がん研究機関、フレッドハッチンソンがんセンターなどの海外のがん研究機関と共同して、がん記述疫学から、分析疫学、様々なバイオマーカーを統合した分子疫学まで、多種多様な大規模疫学研究を行い、発がんメカニズムの解明、がんの予防法、治療法の開発を目指しています。特に、若年発症がんの病因解明に注力しています。