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築地発見伝2024年

プチ歓迎会(月島、東京)

木村陽奈さんと水川清君の歓迎会をしました。月島でもんじゃ焼きです。もんじゃ焼は焼き方に性格がでるようでおもしろいですね。二人とも、これから楽しみです。
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(2024.12.17 近藤)

第75回日本電気泳動学会学術大会

2024年12月6日から7日に北里大学にて開催された第75回日本電気泳動学会学術大会に近藤、野口、大崎、塩田、岩田が参加し、以下の発表を行いました。
これからもプロテオゲノミクス研究に取り組み、その成果を臨床へ還元できるよう頑張ります。
以下、当研究室からの発表演題と受賞です。

近藤

受賞講演:プロテオーム解析によるがん個別化医療のためのバイオマーカー開発

⇒平井賞

野口

一般講演/ポスター発表:隆起性皮膚線維肉腫のイマチニブ奏効性のメカニズムの解明:患者由来細胞株とpharmacokinomicsを用いて

⇒橋本賞

大崎

ポスター発表: トランスレーショナルリサーチにおいて患者由来がん細胞株を最も効果的に使うための取り組み:滑膜肉腫患者由来がん細胞株の樹立と分子特性解析

⇒一般演題優秀賞

塩田

一般講演:患者由来in-vitroモデルを用いたPharmaco-proteogenomicsの統合的研究

岩田

一般講演:Proteogenomic analysis revealed prognosis biomarker and therapeutic targets in sarcomas
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2024.12.10 大崎

Human Proteome Organization (HUPO) World Congress 2024 (ドレスデン、ドイツ)

2024年10月20-23日にドイツ・ドレスデンで開催されたHUPO 2024 World Congress に、近藤、大崎、塩田、安達、秋山、岩田が参加し以下の発表を行いました。
世界中のプロテオーム領域の研究者と国際交流を行うことができ、沢山の賞を頂くこともできて大変素晴らしい経験になりました。
開催地のドレスデンは旧東ドイツの古い街並みでベルリンの発展ぶりとは大きく異なり、東西ドイツの歴史を肌で感じることができました。
また、空いた時間には隣町のチェコ・プラハに足を伸ばして観光をしたりと、国際学会ならではの楽しみを体験するができました。

以下、当研究室からの発表演題と受賞です。

近藤
Breakfast Symposium: Old FFPE Archives: A Hidden Goldmine for Disease Proteomics

大崎
Poster: Pharmaco-proteogenomics for synovial sarcoma towards novel therapy
→Clinical Fellow Travel Award受賞

塩田
Poster: Integrative study of patient-derived in-vitro model toward pharmaco-proteogenomics

安達
Poster: Investigating molecular mechanisms and novel biomarkers of postoperative recurrence in hepatocellular carcinoma: proteomic analysis of FFPE samples
→Clinical Fellow Travel Award受賞、the top ten posters in the Asia-Oceania region at HUPO 2024受賞

秋山
Poster: Kinome-profiling using patient-derived cell lines to discover novel therapeutic targets for treating dermatofibrosarcoma protuberans with resistance to imatinib

岩田
Oral: Proteogenomic analysis revealed prognosis biomarker and therapeutic targets in sarcomas
→Presentation Award受賞、Travel Award受賞

HUPO2024

ようこそ近藤研へ

10月から近藤研に新しいメンバーが増えました!
東京バイオテクノロジー専門学校の木村陽奈(きむらはるな)さんと東京農工大学農学部獣医学科の水上清(みなかみきよし)さんです。
任意研修生として近藤研の研究活動に参加しています。

以下、二人からのコメントです。

【木村さん】
10月から近藤研メンバーとして新たに参加させていただきました。
実験技術に加え、がんの知識など様々なことを学び精進して参ります。
これからもよろしくお願いします。

【水上さん】
10月より、希少がん研究分野の近藤格先生の下で研究させていただけることになりました。
希少がんを通して社会に貢献するために、日々、学びと考えることを止めずに、邁進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

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左から水上さん・近藤先生・木村さん

(2024.10.29 塩田)

第83回日本癌学会学術集会(9月19-21日)

第83回日本癌学会学術集会(福岡国際会議場)に参加しました。近藤研からは口頭で2演題、ポスターで3演題を発表しました。また近藤先生が21日のMorning Seminarで「患者由来がんモデルと多層的オミクス解析を用いた肉腫研究」の講演をしました。国内外の様々な研究者が多数参加しており、分野を超えた知見の交流ができました。日々の研究に一層力が入る思いです。

近藤研究室からの発表演題は以下の通りです。

・口頭発表

 野口玲「Drug discovery for sarcoma: genomic analysis and drug screening in patient-derived cell lines」
 大崎珠理亜「Development of innovative treatments for cancer cachexia with proteomics and data mining using patient-derived models」

・ポスター発表

 安達雄輝「Molecular Mechanisms of Postoperative Recurrence in Hepatocellular Carcinoma: Proteomic Analysis of FFPE Samples」
 岩田秀平「Proteogenomic analysis for clinical application in sarcomas」
 塩田よもぎ「Functional analysis of the HER2 V659E mutation in canine lung adenocarcinoma using normal lung organoid」

 第83回日本癌学会

近藤先生(上段)、野口先生(下段左)、大崎先生(下段右)

(2024.9.30 塩田)

HUPO 2024 World Congress Clinical Fellow Travel Award, Travel Awardを受賞しました

この度、HUPO 2024 World Congress のClinical Fellow Travel Awardを大崎と安達が、Travel Awardを岩田が受賞しました。HUPO 2024 World Congress は国際ヒトプロテオーム機構(Human Proteome Organization: HUPO)が主催する年次学術総会であり、本年は10月20日~23日までの4日間、ドイツ(ドレスデン)での開催が予定されています。今回受賞したClinical Fellow Travel AwardとTravel Award はプロテオーム領域における若手研究者の国際交流とキャリア形成を促進するために作られたものです。頂いた賞に恥じぬ良い発表ができるよう、しっかりと準備して学会に臨みたいと思います。

Clinical Fellow Travel Award受賞演題:
・Pharmaco-proteogenomics for synovial sarcoma towards novel therapy(大崎)
・Investigating molecular mechanisms and novel biomarkers of postoperative recurrence in hepatocellular carcinoma: proteomic analysis of FFPE samples(安達)

Travel Award受賞演題:
・Proteogenomic analysis revealed prognosis biomarker and therapeutic targets in sarcomas(岩田)

日本患者由来がんモデル学会・日本ヒト細胞学会合同学術集会2024(8月21-23日)

日本患者由来がんモデル学会・日本ヒト細胞学会合同学術集会2024を8月21~23日に国立がん研究センターで開催いたしました。今年は日本ヒト細胞学会との合同開催であったため、これまでにない広範な分野から研究者が集い、最新の研究成果や課題について活発な議論が行われました。また、情報交換会も大勢の方にご参加いただき、大変盛況な会になりました。当ラボからは、野口玲、大崎珠理亜、安達雄輝、岩田秀平、塩田よもぎ、後藤詩織がポスター賞を受賞し、大崎珠理亜、岩田秀平、塩田よもぎは奨励賞も受賞しました。今回の受賞を励みに、来年はさらなる成果を発表できるよう頑張りたいと思います。
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学会後の集合写真
(2024年09月26日 大崎)

岩田先生おめでとうございます

岩田先生にお嬢さんがお生まれになったということで、近藤ラボメンバー全員からお祝いの品をお贈りしました。研究もたいへんではありますが、子育てはあっという間に終わってしまうので楽しんでください。

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 (2024.0814近藤)

 

第57回日本整形外科学会骨軟部腫瘍学術集会参加報告

2024年7月11-12日に第57回日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会がフェニックスプラザ(福井市)で開催されました。千葉大学整形外科からの国内留学1代目の土屋先生(写真左)と現在研究を行っている3代目の岩田(写真右)が参加いたしました。

岩田は当研究室で行っている「骨軟部腫瘍(肉腫)のプロテオゲノミクス解析がゲノム医療の限界を補完する」といった内容でゲノム医療のシンポジウムに登壇し、全国の骨軟部腫瘍専門の先生方とディスカッションを行いました。

また、福井では至る所に恐竜の骨格標本や模型がありました。整形外科医としては恐竜の骨形態(ティラノサウルスは爬虫類の一種で頚椎が10つ、マンモスは哺乳類でヒトと同じく7つ)なども勉強になりました。恐竜も骨肉腫に罹患していたという報告もあるそうです1)。

貴重な機会に感謝しつつ、本学会で得た知見を今後の研究に生かしていきたいと思います。

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シンポジウム1:加速する骨・軟部腫瘍に対するゲノム医療:現状と課題

骨・軟部腫瘍のプロテオゲノミクス解析 岩田秀平(国立がん研究センター研究所  希少がん研究分野)

1) Ekhtiari S, Chiba K, Popovic S, et al. First case of osteosarcoma in a dinosaur: a multimodal diagnosis. Lancet Oncol. 2020;21(8):1021-1022.

日本プロテオーム大会2024・第20回日本臨床プロテオゲノミクス学会合同大会(6月26-28日)

日本プロテオーム大会2024・第20回日本臨床プロテオゲノミクス学会合同大会を6月26日~28日に青森県青森市のリンクステーション青森で開催しました。青森という遠方の地で日常を忘れ、研究について考え、様々な人との交流の場を提供するという目的で「時空を超えた挑戦」というテーマで本会は企画しました。総勢319名が本会に参加し、プロテオームとプロテオゲノミクスの臨床応用に関わる研究者の方々と近年の研究成果に関する情報や課題を共有できました。大会長の近藤先生がコロナに感染し不在のなか、諸先生方や運営会社の関係の方々の協力とともに研究室メンバー一丸となり、3日間完走しました。今後も本会で培った交流をもとに研究を発展できるように、これからも日々研究に勤しんで参りたいと思います。

 

近藤研究室からの発表演題は以下の通りです。

・シンポジウム 学生・若手発表 優秀発表賞選考

安達雄輝「肝細胞癌FFPE標本を活用した網羅的プロテオーム解析:術後再発における分子機構の解明と予後予測バイオマーカーの開発」

・シンポジウム 合同企画 がんのプロテオゲノミクス

野口玲「大腸がん細胞株のキナーゼ活性解析は腫瘍を反映し、薬剤応答を予測する」

・一般口頭発表

岩田秀平「プロテオゲノミクス解析を用いた骨軟部腫瘍の新規治療標的の探索」

大崎珠理亜「Pharmacoproteomicsによる肉腫の治療法開発:胞巣状軟部肉腫の患者由来細胞株を用いた薬剤感受性試験と質量分析」

塩田よもぎ「肉腫の治療法開発のための基盤構築:オルガノイドを用いたex vivo試験と多層的オミクス解析の試み」

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(左から)会場での集合写真(左から増田万里先生、大崎珠理亜、野口、上通侑樹、塩田よもぎ)と懇親会での集合写真。各自の発表風景(安達雄輝、岩田秀平、大崎樹里亜、塩田よもぎ)。青森駅での看板。

 (2024.0707野口)

ようこそ近藤研へ

4月から近藤研のメンバーとして新たに参加させていいただきました。

専門は獣医学ですが、人と動物の種を超えたがん研究が希少がん研究分野における新たな知見につながるよう邁進していきたいと思います。

これからよろしくお願いいします。
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(2024.07.01塩田)

7回日本サルコーマ治療研究学会学術集会 優秀演題賞を受賞(12月25日)

 第7回日本サルコーマ治療研究学会学術集会が2024年2月9-10日に名古屋国際会議場で開催され、近藤、野口、岩田が参加しました。診療科横断的に肉腫(サルコーマ)診療の課題を学ぶ機会になりました。また、朝は名古屋モーニングカフェ、夜は名古屋メシと大変充実していました。近藤研究室からの発表演題は以下の通りです。

一般演題(口演)
野口玲「骨巨細胞腫の治療開発のための薬剤同定: 患者由来肉腫モデルとマルチオミクス解析を用いて」
岩田秀平「軟部肉腫のプロテオーム解析のランドスケープ」

岩田は上記演題で優秀演題賞を受賞しました。

(2024.2.15 岩田)

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