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築地発見伝2022年
秋山先生 ありがとうございました。(12月26日)
秋山太郎先生(千葉大学整形外科)が今月で研修修了となりました。秋山先生は、約1年間半にわたり、肉腫を研究されました。第一著者の論文5本および共著論文7本を発表され、多数の学会賞を受賞されました。1月からは臨床医として現場に戻られます。これからもご活躍期待しております。
(2023.02.12 野口)
HUPO 2022 World Congressに参加してきました(12月4日-12月8日)
世界最大規模のプロテオーム学会Human proteome organization:HUPOの主催するHUPO2022 World Congress(カンクン、メキシコが)開催されました。近藤研からは近藤格分野長、安達雄輝先生、小野拓也君、野口の4人が参加し、ポスター発表を行いました。Single cell proteomicsなどのプロテオームの最新の研究内容に触れることができ、大変勉強になりました。3年ぶりの現地開催で世界各国から研究者が集まり、熱いディスカッションが繰り広げられ、沢山刺激を受けました。研究のディスカッションや国際共同研究について対面で話ができるという、on siteの国際学会の醍醐味を体験できました。来年のHUPO2023(釜山、韓国)にも参加できるよう研鑽を積んでいきたいです。
(2022.12.23 野口)
第81回日本癌学会で若手研究者ポスター賞を受賞しました(9月29日~10月1日)
この度、第81回日本癌学会がパシフィコ横浜で開催された第81回癌学会で、若手研究者ポスター賞を受賞させていただきました。
「患者由来細胞株を使用した骨巨細胞腫に対する化学療法開発に向けた抗がん剤の網羅的薬効評価試験」と題して発表させていただいた研究で使用した患者由来細胞株は臨床医と研究者が力を合わせて作ったものです。ゆえに、本受賞は皆様のご協力がなければ決してなし得なかったことであり、本研究にご協力いただいた全ての方、そしてご指導を下さった近藤先生に感謝申し上げます。
(2022.11.10 秋山)
第81回日本癌学会(9月29日~10月1日)
第81回日本癌学会がパシフィコ横浜にて開催され、近藤研からはランチョンセミナーおよび一般演題(口演、ポスター)で下記6演題を発表しました。
・ランチョンセミナー
近藤格「がんゲノム医療の限界を克服する患者由来「希少がん」モデルを用いた研究」
・一般演題(口演)
秋山太郎ほか「患者由来細胞株を使用した骨巨細胞腫に対する化学療法開発に向けた抗がん剤の網羅的薬効評価試験」
・一般演題(ポスター)
野口玲ほか「EGFR 遺伝子変異を伴う進行非小細胞肺がんにおけるバイオマーカーとしての活性化キナーゼの同定」
申育實ほか「脱分化型脂肪肉腫患者由来細胞株 NCC-DDLPS5-C1 の樹立」
小野拓也ほか「隆起性皮膚線維肉腫の患者由来新規細胞株の樹立と特性解析」
秋山太郎ほか「患者由来細胞株を使用した骨巨細胞腫に対する化学療法開発に向けた抗がん剤の網羅的薬効評価試験」
本年度の癌学会はオンサイト開催ということもあり、多くの先生方や企業とディスカッションすることができました。同世代の若手研究者の発表を聴講でき、良い刺激を受けられました。
左上:近藤先生、右上:秋山先生、左下:野口先生、右下:小野
(2022.10.11 小野)
第55回日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会Hottest Topic Awardを受賞しました(9月27日)
この度、第55回日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会にて、Hottest Topic Awardを受賞しました。
今回の受賞演題名は、「骨盤半裁術後の脊柱側弯の発生様式と増悪因子」であり、私が中央病院で行った臨床のテーマになります。臨床のテーマではありますが、本受賞はラボ在籍時代に培ったリサーチマインド、プレゼン技術、スライド作成技術の賜物であり、改めて近藤先生をはじめとするスタッフの皆様に深く御礼申し上げます。
中央病院での研修は9月いっぱいで終了となり、10月から千葉大学病院に戻る予定ですが、今後も時間が許す限り研究を行っていきたいと思います。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
(2022.10.3 土屋)
HUPO2022 Presentation Awardの受賞(8月27日)
野口玲先生、小野拓也君、安達雄輝の3名が、日本プロテオーム学会よりPresentation Awardを受賞しました。本賞は、日本プロテオーム学会2022年大会およびHuman Proteome Organization 2022 World Congressの両方に発表する若手の中から選ばれます。日本プロテオーム学会2022年大会は8月8-10日に北里大学相模原キャンパスで開催されました。そして、Human Proteome Organization 2022 World Congressは12月4-8日に、メキシコ(カンクン)で行われます。日本からの成果として世界に誇ることができるよう、日々の研究に励んで参ります。
日本プロテオーム学会2022年大会(8月7~11日)
日本プロテオーム学会2022年大会が北里大学 相模原キャンパスにて開催され、近藤研からはシンポジウム講演およびポスター発表で下記7演題を発表しました。
・シンポジウム講演
野口玲ほか「非小細胞性肺がん生検サンプルの網羅的キナーゼ活性解析を用いての予後予測バイオマーカーの探索」
・ポスター発表
申育實ほか「逆相タンパク質アレイを用いたスフェロイド特異的な活性化タンパク質の検出」
大崎珠理亜ほか「タンパク質複合体の解析による治療標的の同定:融合遺伝子を持つ肉腫を対象として」
小野拓也ほか「組織学的観察およびプロテオーム解析によるスフェロイドの灌流培養系の評価」
秋山太郎ほか「患者由来細胞株を使用した骨巨細胞腫に対する化学療法開発に向けたプロテオーム解析と抗がん剤の網羅的薬効評価試験」
安達雄輝ほか「Fatty Acid-Binding Protein-5阻害剤により生じた肝細胞癌の分子生物学的変化に関するプロテオーム解析」
中野愛里ほか「患者由来がん細胞株を用いた温熱化学療法の肉腫への有効性の評価」
7演題とも多くの質問をいただき、活発な議論が展開されました。
(2022.8.18 小野)
長崎大学大学院特別研究奨学生に採択(8月3日)
令和4年度長崎大学大学院特別研究奨学生に採用されました。昨年から引き続いて2年連続での採用となります。本制度は研究活動に必要な専門的な資質及び能力を備えている者および学業成績及び研究業績が優秀で、特別研究奨学生として研究に従事することにより、将来の研究活動の指導者となることが見込まれる者を対象としています。引き続き研究に邁進していきます。
(2022.8.12 小野)
研究奨励基金採択の受賞挨拶(8月2日)
先日採択いただいた井上満治医学研究奨励基金のスポンサーである社会医療法人春回会井上病院(外部リンク)を訪問しました。井上病院は二次救急病院として長崎市の地域医療を担っています。当日は井上健一郎理事長および瀬戸信二院長補佐に研究内容の紹介をしました。肉腫のモデル系や灌流培養、脱細胞化についてお二人から多数のご質問をいただきました。いただいた基金は国際学会への参加等に活用していきます。
(2022.8.12 小野)
第14回千葉大学医学会奨励賞を受賞しました(8月1日)
この度、大学院時代に希少がん研究分野で行っていた研究内容をご評価いただき、第14回千葉医学会奨励賞を受賞いたしました。ひとえに近藤先生をはじめとする研究室のスタッフの皆様のおかげであり、この場を借りて御礼申し上げます。
私は現在、国立がん研究センター中央病院にて臨床研修を行っておりますが、今後は基礎研究・臨床研究ともに積極的に行っていく所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
(2022.8.1 土屋)
日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会で発表しました(7月24日)
2022年度の日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会で、当研究室で樹立した患者由来ラブドイド腫瘍細胞株の発表をしました。
10月に行われる日本整形外科学会基礎学術集会では、当研究室で樹立した骨巨細胞腫細胞株を7種類使用して行った薬効試験の結果を発表します。
当研究室の存在感を、日本整形外科学会でもアピールしていきます。
(2022.7.24 秋山)
美味しいメロンをいただきました(7月19日)
安達先生のふるさと、旭川医科大学大学院の外科学講座肝胆膵・移植外科学分野様より立派なメロンをいただきました。皆で美味しくいただきました、ありがとうございます!安達先生の包丁さばきが見事でした。
(2022.7.23 申)
井上満治医学研究奨励基金への採用が決定(7月12日)
2022年度井上満治医学研究奨励基金に採用されました。本基金は優れた研究発表を国際学会、国際誌に行った者、あるいは将来国際的な医療・研究活動を期待できる大学院生を対象としています。近藤研究室では毎年コンスタントに奨学金や学会賞への採用者を輩出しています。今後も受賞できるように研究に邁進していきます。
(2022.7.19 小野)
服部賞受賞(7月7日)
第73回日本電気泳動学会総会で日本電気泳動学会 奨励賞である服部賞を受賞いたしました。受賞テーマは「ゲノムより面白い!プロテオームを加えたマルチオミックスだ!:がんのプロテオゲノミクス解析と網羅的キナーゼ活性解析」です。これからもプロテオゲノミクス研究について精進を重ね、臨床で役に立つような基礎研究になるよう邁進していきたいと思います。
(2022.07.23野口)
第31回日本コンピューター外科学会に参加しました(6月9日)
東京虎ノ門ヒルズで開催された第31回日本コンピューター外科学会に参加しました。
ロボットやAIを使って医学を進歩させることを目標に掲げた学会で、当研究室からは初めての参加となりました。近藤研究室では共同研究も含めて、デバイスなどの機械を用いた研究も盛んに行っています。来年度はその技術を用いて自身の研究を進め、本学会に参加できるよう精進します。
(2022.7.21 中野)
新しい研究所(4月1日)
近藤格が栃木県立がんセンター研究所の所長に就任しました。クロスアポイントメント制度で、研究所長とNCC希少がん研究分野・分野長を兼務します。臨床と連携してユニークな研究を行い、新しい治療法の開発につながる発見をし、あの研究があってよかったと後世に語り継がれるような成果を挙げたいと思います。
(2022.4.6 近藤)
ようこそ近藤研へ(4月1日)
近藤研に新しいメンバーが参加することになりました。大崎珠理亜先生、安達雄輝先生、中野愛里さん、そして柳原五吉先生です。これからよろしくお願いします。
向かって左から、安達、柳原、近藤、大崎、中野
(2022.4.6 近藤)
吉松さん 長い間どうもありがとうございました(3月30日)
3年間にわたり近藤研を支えてくれた吉松有紀さんが、栃木県立がんセンター研究所でラボを主宰することになりました。吉松さんのおかげで肉腫細胞株の樹立が飛躍的に進み、肉腫研究の新境地に達することができました。新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。また、引き続きどうぞよろしくお願いします。
(2022.4.6 近藤)
令和3年度千葉大学学長表彰・医学薬学府長表彰を受賞しました(3月25日)
先日執り行われました令和3年度千葉大学院修了式におきまして、希少がん研究分野での研究成果をご評価いただき、千葉大学学長表彰・医学薬学府長表彰を受賞しました。
今まで基礎研究などやったことがなく、マイクロピペットの使い方すらわからないような状況からのスタートであり、膨大な量の実験、データ解析、毎日の抄読会に最初は苦労したこともありましたが、そのおかげでとても成長できたと強く実感しております。最終的には3年間で、First authorとして英語論文10本の執筆を行い、20本以上の論文に共著として名前を載せていただきました。また4つの国際学会を含む22回の学会発表を通じて、4つの学会・研究会で賞をいただき、今回の受賞に繋がりました。ひとえに近藤先生をはじめとする諸先生方のご指導のおかげであり、心より感謝申し上げます。今後もこれに慢心することなく、臨床と研究に邁進していきたいと思います。今後ともご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。
(2022.3.31 土屋)
土屋先生おめでとうございます!千葉大学大学院学長表彰(首席卒業)(3月4日)
土屋流人先生が、千葉大学の大学院学長表彰(首席卒業)を受賞されました。おめでとうございます!これからもよろしくお願いします。
(2022.3.4 近藤)
ご卒業おめでとうございます!(2月25日)
任意研修生として東京医科歯科大学から来ていた谷山君、東京バイオテクノロジー専門学校から来ていた佐々木君が卒業しました。4月からはふたりとも晴れて社会人です。希少がん研究分野一同、谷山君、佐々木君の今後の活躍を応援しております!
(2022.3.2 小野)
第64回若手研究セミナー (2月7日)
第64回若手研究セミナーで、「Development and characterization of pseudomyxoma peritonei cell line for novel therapy」と題して講演をしました。腹膜偽粘液腫(pseudomyxoma peritonei)という希少がんを説明し、当研究室にて世界で初めて樹立した患者由来細胞株NCC-PMP1-C1をご紹介しました。聴講者から研究のヒントとなるコメントをいただきました。患者さんに役に立つ成果を目指して、今後も研究を続けます。
(2022.02.09野口)
修士論文発表会を終えて(1月25日)
東京医科歯科大学にて「患者由来滑膜肉腫細胞株を用いたキナーゼ活性の研究」というタイトルで修士論文の発表を行いました。コロナ禍のため自宅からの発表でした。質問に詰まる場面もありましたが無事に終了しました。ここまで指導してくださった、近藤先生、野口先生をはじめ希少がん研究分野の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。残り少ない時間よろしくお願いいたします。
(2022.2.9 谷山)
卒業研究発表会(1月19日)
東京バイオテクノロジー専門学校で学内の卒業研究発表会がありました。私は、「スフェロイド培養のための培養器材の性能評価」というタイトルで発表しました。大ホールでの口頭発表で緊張しましたが近藤先生やラボの先生方のご指導もあり、良い発表が出来たと思います。あと残り少ないインターンになりますがもっと数多くのことを学び精進していきます。
(2022.1.26 佐々木)