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国立がん研究センター

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理事長ごあいさつ

間野博行理事長の写真

2025年4月1日付けで、国立がん研究センターの理事長を拝命いたしました間野博行です。国立がん研究センターは1962年に我が国のがん医療・がん研究の拠点となる国立の機関として創設され、以来、日本のがん医療と研究を強力にリードしてきました。2010年に独立行政法人として新たに生まれ変わり、2015年には国立研究開発法人に指定されました。

国立がん研究センターの築地キャンパスには中央病院、研究所、がん対策研究所、がんゲノム情報管理センターがあり、柏キャンパスには東病院、先端医療開発センター、橋渡し研究推進センターがあります。中央病院と東病院はともに臨床研究中核病院、がんゲノム医療中核拠点病院に指定され、日本における標準治療の確立、がんゲノム医療の推進、また最新の医薬品・医療機器の臨床試験・治験に精力的に取り組んでいます。研究所はがん専門の大型研究機関として先駆的な基礎研究・応用研究を行うだけでなく、両病院と共にがんの創薬に挑んでいます。がん対策研究所では日本のがん疫学研究、がん登録の推進、さらにはがんに関する信頼できる情報発信を行っており、がんゲノム情報管理センターは我が国のがんゲノム医療を推進する中央データセンターとして働いています。先端医療開発センターでは、抗がん剤・診断機器の後期開発に注力しており、橋渡し研究推進センターは国立がん研究センター発の創薬シーズの育成のみならず日本のアカデミアのシーズも育てる専門の施設です。

このように、国立がん研究センターは国内有数のがん専門医療施設・研究機関であるだけでなく、多様な役割を持った様々な部門が有機的に連携し、日本および世界の医療を進めております。今や日本人の2人に1人ががんに罹る時代となりました。日本のがん患者さんが常に新しい医療を受けることができるように、またドラッグラグ・ドラッグロスが少しでも解消するように精一杯努力してまいりますので、国立がん研究センターへのご指導と応援を是非よろしくお願いいたします。

国立研究開発法人国立がん研究センター

理事長 間野 博行

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