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国立がん研究センター

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平成14年度 第4回 遺伝子解析研究倫理審査委員会 議事要旨

開催日

平成14年7月2日(火曜日)15時から17時50分

出席委員

掛江、加藤、齋藤、塚田(委員長)、中釜、藪、吉野

事務局

千村、大熊、太田、田仲(記録)

審査課題件数

2件(再審査不要(委員長に一任)2件

議事

1.第3回議事要旨

2.報告課題(1課題)について

1.課題番号G14-03(再審査)

  • 課題名:塩酸ゲムシタビンに関するpharmacogenomics(薬理ゲノム学)の研究
  • 申請者および所属:岡田 周市(国立がんセンター中央病院)
  • 概要:新規提供試料(血液)を用い、連結可能匿名化で行う薬理ゲノム学の研究
  • 判定:承認

3.審査課題(3課題)について

1.課題番号G14-01(再々審査)

  • 課題名:タキサン系抗がん剤に関するpharmacogenomics(薬理ゲノム学)の研究
  • 申請者および所属:田村 友秀(国立がんセンター中央病院)
  • 概要:新規提供試料(血液)を用い、連結可能匿名化で行う薬理ゲノム学の研究
  • 判定:承認

2.課題番号G14-02(再々審査)

  • 課題名:「生活習慣病」の遺伝子研究における対照群からの試料等の提供を受ける研究
  • 申請者および所属:吉田 輝彦(国立がんセンター研究所)
  • 概要:新規提供試料を用い、国立がんセンターにおいては連結可能匿名化で行い、共同研究機関である他施設にがん以外の生活習慣病の研究のために提供する場合は原則として連結不可能匿名化で行う研究。
  • 判定:再審査不要(委員長に一任)
  • 主たる意見:
    1. 「試料等の提供を受ける研究であり、具体的な研究内容や解析内容は別途それぞれの研究計画書において定められ、倫理審査委員会の審査を受け、機関長に承認される」ことを明確にされること。
    2. 本研究で提供を受けた試料等を他施設が主体となって行う場合は、国立がんセンターの研究者が研究責任者となり、その研究の実施は総長の許可を受けること。

3.課題番号G14-04(再審査)

  • 課題名:「長野県の低がん死亡率と農産物との関連についての疫学研究」における胃がん大腸がんのリスク要因に関連する遺伝子環境相互作用研究
  • 申請者および所属:津金 昌一郎(国立がんセンター研究所支所)
  • 概要:遺伝子情報を利用することについて既に同意が得られている既提供試料
  • 判定:再審査不要(委員長に一任)
  • 主たる意見:
      1. 個人情報を保護しつつ連結可能な状態を維持するための体制。
      2. 試料等の提供を受けた4病院において、試料等の管理を行う共同研究者の氏名および職名。
      3. 連結可能な状態で遺伝子解析研究を行わなければならない理由を申請書等に記載すべきである。
    1. ホームページやその他の媒体を利用して、試料等提供者に研究内容を説明し、同意撤回の機会や研究に対する苦情等の窓口に関する情報を提供することが望ましい。
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