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「実装科学における質的手法」の刊行

RADISHとの協働により、翻訳書『実装科学における質的手法』を2022年3月22日に発行し、公開しました。

『実装科学における質的手法』は、NCIの実装科学チームが招集した、実装科学、質的研究の専門家により執筆されたレポート"Qualitative Methods in Implementation Science" (https://cancercontrol.cancer.gov/sites/default/files/2020-09/nci-dccps-implementationscience-whitepaper.pdf) を翻訳したものです。

【書籍のポイント】

下記の点について興味がある研究者を主な対象とした書籍となります。

  • 実装研究で、どのように質的手法を有効活用し、結果を導くことができるか。
  • 従来の質的研究法の概要を示しつつ、実装科学の分野では、どの様な目的や背景で質的手法が活用されているのか。
  • 実装科学の研究者が、研究の一部として質的手法を取り入れる際、どの様なことに配慮すべきか。

研究者や現場のサービス提供者にとって、本書が、質的研究の実施を促し、手法に関する理解の難しさや不明点を解消する一助となれば幸いです。


また、本書が実装科学に興味を持つ質的研究者、量的研究者との交流のきっかけになることを願っています。


実装科学における質的手法_表紙.png

「実装科学における質的手法」
監修 中山健夫、内富庸介 ​
監訳 河野文子、島津太一 ​
発行日 2022年3月22日​
発行 保健医療福祉における普及と実装科学研究会(RADISH) ​
ISBN 978-4-9911886-2-6


詳しくはRADISHホームページをご覧ください。(外部サイトにリンクします)