信頼できるがん情報を身近な公共図書館へ 届けるを贈る 届けるを支える 「がん情報ギフト」プロジェクト始動
2017年8月1日
国立研究開発法人 国立がん研究センター
国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉、所在地:東京都中央区)は、2017年7月31日、全国の公共図書館や公民館にがん情報を届ける『届けるを贈る 届けるを支える「がん情報ギフト」』プロジェクトを始動しました。
『届けるを贈る 届けるを支える「がん情報ギフト」』プロジェクトは、全国の皆様から寄付を募り、寄付された方が指定した都道府県への寄付金が30,000円集まるごとに指定都道府県の公共図書館や公民館1館にがん対策情報センターが発行するがんに関する資料のセット「がん情報ギフト」を寄贈する取り組みです。
公共図書館は誰でも無料で利用できる情報の宝庫で、大きな医療機関のない、小さな市町村にも多数設置されています。全国の公共図書館や公民館に信頼できるがん情報を届けことで、がんになっても安心して生活できる社会への第一歩として、さらに地域のがん相談支援センターにもつながっていただき、誰もが安心して利用できる環境づくりを目指してまいります。
寄贈する「がん情報ギフト」セット一覧
寄贈する「がん情報ギフト」は、がん対策情報センターが科学的根拠に基づき作成しているがんに関する冊子のセットで、がんが疑われている方やがんと診断を受けた方、そのご家族や一般向けに、各種がんシリーズ、がんと療養シリーズ、社会とがんシリーズ、がんを知るシリーズ、がんと仕事のQ&A、小児がんシリーズなどがあります。今回の寄贈では、蔵書用冊子58種、配布用冊子8種、ちらし1種をバインダーや配架用ラックとセットにして提供します。
『届けるを贈る 届けるを支える「がん情報ギフト」』プロジェクトついての詳しいご案内・お申し込みは、関連リンクをご覧ください。
今やがんは国民の死亡原因の第一位で、生涯2人に1人という多くの人が罹患する疾患ですが、がんになるまでがんという病気は自分には関係ないと思っている方が多く、その時になってはじめて、情報探しに翻弄される方は多数にのぼります。
国立がん研究センターは、がんに関する情報をホームページ「がん情報サービス(がん情報サービスにリンクします。)」で公開するとともに、インターネットの利用が難しい方たちにも利用できる冊子やチラシを全国に普及する活動を続けてきました。しかし、特にインターネットが使えない方、近くにがん診療連携拠点病院がない方からは、なかなか情報が得られないという声が寄せられています。
皆様のお住まいの地域に、そして、すべての人が身近な場所で、信頼できるがんの情報を得られる地域づくりに向けた活動に国民の皆様からの広いご協力をいただきたく、本取り組みの趣旨をご理解いただき、活動の周知にお力添えをお願い申し上げます。
プレスリリース
信頼できるがん情報を身近な公共図書館へ届けるを贈る 届けるを支える「がん情報ギフト」プロジェクト始動
関連ファイルをご覧ください。
プロジェクトに関するお問い合わせ先
国立研究開発法人国立がん研究センター
郵便番号:104-0045
東京都中央区築地5-1-1
がん対策情報センター がん情報提供部 がん情報ギフト担当
Eメール:ganjoho-admin●ml.res.ncc.go.jp(●を@に置き換えください)
電話番号:03-3542-2511(代表) 平日9時から17時
寄付に関するお問い合わせ先
国立がん研究センター 総務部寄付担当
Eメール:ncckifu●ncc.go.jp(●を@に置き換えください)
電話番号:03-3547-5201(代表) 平日9時から17時
その他全般
企画戦略局 広報企画室
電話番号:03-3542-2511(代表)
ファクス:03-3542-2545
Eメール:ncc-admin●ncc.go.jp(●を@に置き換えください)