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隆起性皮膚線維肉腫(りゅうきせいひふせんいにくしゅ)
更新日 : 2024年11月7日
公開日:2021年11月26日
隆起性皮膚線維肉腫について
皮膚の真皮を構成する線維芽細胞の中から発生することが多い肉腫です。転移する力は元来弱いので、原発巣の初回手術で2-3センチメートルの余裕をもって切除して治してしまうことが大切ですが、切除の大きさよりも十分な深さで取り残しなく切除してしまうことも重要です。再発を繰り返すと、みえないがん細胞がばらばらに散らばったり、もともとの細胞の性質が変化して悪性度が増したりする傾向があり、注意が必要です。
執筆協力者
- 山崎 直也(やまざき なおや)
- 希少がんセンター
- 国立がん研究センター中央病院
- 皮膚腫瘍科
- 並川 健二郎(なみかわ けんじろう)
- 希少がんセンター
- 国立がん研究センター中央病院
- 皮膚腫瘍科
- 高橋 聡(たかはし あきら)
- 国立がん研究センター東病院
- 皮膚腫瘍科
- 緒方 大(おがた だい)
- 国立がん研究センター中央病院
- 皮膚腫瘍科
査読協力者
- 川井 章(かわい あきら)
- 希少がんセンター長
- 国立がん研究センター中央病院
- 骨軟部腫瘍・リハビリテーション科