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GIST(消化管間質腫瘍)
GIST、或いは、その疑いと言われた時に知っておきたいこと
【開催報告】ジャパンキャンサーフォーラム2019
GIST(消化管間質腫瘍)
GIST、或いは、その疑いと言われた時に知っておきたいこと
更新日 : 2019年11月7日
- 日時:2019年8月17 日(金曜日)
- 場所:国立がん研究センター築地キャンパス研究棟
- 司会:加藤陽子(希少がんセンター)
- 講師:西田俊朗(中央病院病院長)
毎年夏に行われる日本最大級の一般向けがんイベント「ジャパンキャンサーフォーラム」が、今年も8月17日(土曜日)、18日(日曜日)に国立がん研究センター築地キャンパス研究棟で開催されました。「ジャパンキャンサーフォーラム2019」は、連日の猛暑にもかかわらず、大盛況で、全国から2,836人、延べ4,000人以上の来場がありました。このイベントは、認定NPO法人キャンサーネットジャパンが主催・運営しており、がんの患者さんやご家族・一般市民のための集いとして、がん患者会や医療者、企業がそれぞれに情報を発信して、今後につなげる交流の場となっています。
がん研究センター新研究棟のエントランスに設置された総合受付
初日の17日には、国立がん研究センター希少がんセンターとの共催で、講演プログラムが企画されました。内容は当センター医師による「GIST(消化管間質腫瘍)」「肉腫(サルコーマ)」「希少がんの治療開発」の3つの講演です。
希子(まれこ)も参加者をお出迎え
西田俊朗(中央病院病院長)による「GIST(消化管間質腫瘍)」の講演では、GISTの発生頻度や症状、病理診断やリスク分類と手術の方法、また、術前術後の補助化学療法と遺伝子検査、転移再発時の薬物治療について解説されました。西田からは、「治療経験の多い専門医にかかることは適切な治療を受けるために大切であり、例えば、臨床・病理診断が下ったときや外科手術、薬物治療で難渋したときなど、いくつかの場面でセカンドオピニオンなどのかたちで活用してほしい」という話がありました。
プログラムを終えて
左から西田俊朗、山本昇、加藤陽子、川井章