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北里大学大学院(理学・生命科学)
北里大学との連携大学院(理学研究科 修士課程)
当連携大学院は、国立がん研究センターと北里大学との連携大学院です。
皆さんは北里大学大学院理学研究科に入学することで、国立がん研究センターの研究室でがん研究を行い、修士号(理学または生命科学)を取得することが出来ます。
国立がん研究センターは、日本のがん研究・がん医療の中核として昭和37年にナショナルセンターとして設置され、その58年の歴史の中で、文字通りがんの基礎研究・応用研究・臨床研究・基礎と臨床の橋渡し研究・がん医療・がん対策において日本の司令塔及び牽引役としての役割を果たしてきました。 築地キャンパス(東京都中央区築地)には、様々ながん研究を行っている30を越える研究室があります。 皆さんはこの中から興味を持った研究室を自由に選択して、大学院学生として研究を行うことが出来ます。 私たちは、がん研究に興味のある大学院生にとって、日本で最も恵まれた最先端のがん研究の教育環境を提供することが出来ます。
入学した研究室では、各研究室の指導者から直接の指導を受けることが出来ます。連携教員(国立がん研究センター研究所 がんRNA研究分野 分野長 吉見 昭秀、北里大学大学院客員教授)は、皆さんが選んだ研究室の指導者と協力して、研究指導や大学との橋渡しを行います。国立がん研究センターで2年間の研究活動を行うことによって、修士号の学位取得を目指します。 大学4年生から卒業研究として国立がん研究センターの研究に参画し、修士課程で研究を継続する方も多く見られます。
当連携大学院では、「分子科学と生物科学の調和と融合を図りつつ、生命科学に関する幅広い知識と独創的な研究開発能力を有する研究者・高度専門技術者を育成する」という北里大学大学院理学研究科の理念に沿う形で、がん研究及びその関連領域における未来の研究者や専門家の育成に貢献することを目指しています。
研究室の構成
【場所】
国立研究開発法人国立がん研究センター 築地キャンパス:東京都中央区築地5-1-1
【研究室の構成】
築地キャンパス:研究所(約30の研究室)
研究室の選択にあたり、具体的な各研究室の研究内容については、ホームページなどを参照して、連携教員の吉見昭秀(下記)までEメールで連絡してください。詳細をご説明します。
教育内容
当連携大学院の学生は、築地キャンパスのそれぞれの研究室が取り組んでいる研究テーマの中から希望する研究に参加して、演習と実習を行います。
【演習】
目的・概要: がん研究を行うために必要な知識や技術の習得を目的に、がん研究者による以下のプログラムへ参加し、がん研究者としてがん研究を実践していくための基礎力を養います。
参加可能プログラム: 大学院講義、セミナー、リサーチミーティング、論文抄読会、学会予行など
【研究実習】
目的・概要: がん研究を行うにあたって必要な遺伝学、遺伝子工学、生化学、細胞生物学、分子生物学、生理学、実験動物、病理学、ゲノム・エピゲノム・プロテオミクス解析、イメージング、次世代シークエンスなどの実験手法を、各研究グループに所属して、自らの研究テーマに取り組むことにより習得します。
参加可能プログラム: 各研究室のいずれかの研究テーマへ参加して実験を行います。
授業方法
各研究室の担当教員及びスタッフが個人指導します。
評価方法
演習、実習、講義などへの参加状況や研究活動に基づいて総合的に評価を行います。
分野内の研究室構成に関する補足情報
【築地キャンパスで研究可能な研究室】
各研究室の研究内容については、ホームページにてご確認ください。また、最新の情報につきましては窓口の吉見昭秀(連携教員)あるいは各研究室まで直接お問い合わせ下さい。
定員について
修士課程: 若干名(1学年あたり)
入試情報
最新の情報は以下の北里大学大学院理学研究科のURLから入手してください。
https://www.kitasato-u.ac.jp/jp/goukaku/graduate_ad/application/sci.html(外部サイトへリンクします)
問い合わせ先
吉見 昭秀 (国立がん研究センター研究所がんRNA研究分野 分野長/北里大学大学院客員教授) Eメール:ayoshimi●ncc.go.jp(●を@に置き換えください)
松尾 拓哉 教授(北里大学理学研究科) Eメール:matsuo.takuya●kitasato-u.ac.jp(●を@に置き換えください)