課題番号、 承認日、(最終変更日) | 研究計画 | 研究代表者 | 概要報告 | 詳細報告 |
G15-01
平成15年7月4日
(平成20年3月6日) |
- 課題名
新しい予防法等の確立のためのがん予防・検診研究センターにおける検診受診者を対象としたフォローアップ研究
- 概要
がん予防検診・研究センターにおける検診受診者から遺伝子解析研究を含む研究のための試料等の提供を受け、その後の疾病の発生状況についてフォローアップし、がんを中心とする生活習慣病の発生に関わる環境要因と遺伝要因の評価・同定等を行う。
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森山紀之 |
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G16-03
平成17年1月18日
(平成20年4月7日) |
- 課題名
大腸腺腫の発生要因を探索する症例対照研究 遺伝-環境相互作用を中心に
- 概要
食事や喫煙などの影響の個人差を生じさせるような遺伝子の型の分析を行い、遺伝子の型と食事や喫煙の相互作用と大腸腺腫の有無との関係を観察する研究を行う。
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津金昌一郎 |
研究概要(NCC管轄サイトへリンクします。) |
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G19-03
平成19年10月12日 |
- 課題名
肺腺腫の感受性に関わる遺伝子多型の研究
- 概要
CT検診受診者の肺野におけるすりガラス陰影の有無と遺伝子配列の個人差(遺伝子多型)の相関解析を行うことにより、肺腺腫になりやすい体質を規定する遺伝子を同定し、新しい肺がん予防法開発のための基盤情報を得る。
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横田 淳 |
女性ホルモン合成遺伝子と肺腺腫・肺腺がんとの関連(PDF:429KB) |
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16-72
平成17年1月27日
(平成20年3月10日) |
- 課題名
胃がん検診方法の精度評価とその情報提供に関する研究
- 概要
胃内視鏡検査による胃がん検診の精度評価と、胃X線検査も含めた胃がん検診の情報提供と検診方法の選択のための支援方法の検討を行う。
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森山紀之 |
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16-80
平成17年1月27日
(平成21年2月9日) |
- 課題名
腹部超音波検査による膵がん検診の精度評価と新たな検診方法の開発に関する研究
- 概要
膵がんに対する腹部超音波検査の精度を明らかし、さらに新たな検診方法として腹部超音波検査と非造影MRI検査の併用法を開発し、その応用性を検討する。
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森山紀之 |
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16-81
平成17年1月27日 |
- 課題名
がん検診におけるがん発見予測モデルの構築に関する研究
- 概要
がん検診の対象と検診方法の特性を踏まえたがん発見予測の検診モデルを作成し、がん予防・検診研究センターの実態との比較の上で、精度評価の基本情報として検討する。
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森山紀之 |
がん予防・検診研究センターにおけるがん発見数と予測数に関する比較検討(16-81)(PDF:22KB) |
国立がんセンター がん予防・検診研究センターにおける 発見がんと予測値の比較検討(PDF:79KB) |
16-93
平成17年3月24日
(平成21年5月18日) |
- 課題名
消化管におけるFDG-PET検査の有用性に関する研究
- 概要
消化管におけるPET検査の有用性を評価するために、消化管内視鏡検査の結果と比較して、PET検査の消化管における生理的集積の原因や良性疾患の描出の可能性などを検討する。さらに、消化管悪性病変の検出に関して同時法・追跡法により、その精度を検討する。
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森山紀之 |
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16-94
平成17年3月24日
(平成18年1月26日) |
- 課題名
検診機関における受診者満足度調査票の開発に関する研究
- 概要
当センターは、検診と研究に関する説明を行い、同意を得て検診を受診していただいている。こうした新たな状況を正しく評価するための受診者対象の満足度調査の方法を開発し、新たな開発された調査票を用いて評価を行うことが必要である。
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濱島ちさと |
がん検診におけるインフォームド・コンセントに関する検討(16-94)(PDF:129KB) |
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17-11
平成17年7月28日
(平成21年2月9日) |
- 課題名
乳がん検診方法の精度評価に関する研究
- 概要
乳腺X線検査・乳房超音波検査・視触診の精度を明らかにした上で、40歳代の乳がん検診として新たな検査方法(乳腺X線検査・乳房超音波検査の併用法)の応用性を検討する。
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村松幸男 |
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17-18
平成17年7月28日 |
- 課題名
X線直接変換検出器を用いたデジタルマンモグラフィにおける臨床画像評価および新たな画像処理ソフトウエアの開発
- 概要
X線直接変換型検出器を用いた新たな乳房X線装置による画像と従来のCR画像の画質について比較評価する。この結果に基づき、新たな画像処理ソフトウエアの開発や、乳がん検診の精度について比較検討する。
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森山紀之 |
X線直接変換検出器を用いたデジタルマンモグラフィにおける臨床画像評価(PDF:173KB) |
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17-31
平成17年9月22日
(平成20年2月26日) |
- 課題名
前立腺がん検診方法の精度管理に関する研究
- 概要
前立腺がん検診における有効性評価の系統的アプローチを効率よくすすめていくため、評価の基本となるPSA検査の精度(感度・特異度)を追跡法により検討する。さらに、PSA検査のROC分析を行い、当センターのおけるカット・オフ値の妥当性についても検証する。
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濱島ちさと |
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17-32
平成17年12月8日
(平成21年3月19日) |
- 課題名
Multi-sliceCTによる肺がんCT検診にて発見された肺結節の良悪性鑑別の診断基準と経過観察のガイドライン確立に関する研究
- 概要
肺がんCT検診にて発見された大きさが5ミリメートル以上10ミリメートル未満の石灰化を含まない肺結節を有する受診者を、がん予防・検診研究センター内の検診肺外来でのthin-sectionCT検査にて定期的に経過観察を行い、5ミリメートル以上10ミリメートル未満の肺結節の良悪性鑑別の診断基準、および、適切な経過観察のガイドラインを確立する。
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柿沼龍太郎 |
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17-47
平成17年12月8日
(平成21年4月7日) |
- 課題名
すりガラス陰影を呈する肺野結節解析ソフトウエアの開発
- 概要
CT検診にて発見されるすりガラス陰影の治療方針を決めるために、すりガラス陰影の時系列の体積変化や濃度変化、すりガラス陰影の中の充実成分の割合を測定できるソフトウエアを開発する。このソフトウエアにより、すりガラス陰影を呈する肺腺がんの縮小手術の適応の定量的な指標を示せる可能性が期待できる。
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柿沼龍太郎 |
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17-48
平成17年12月8日 |
- 課題名
Multi-sliceCTを用いた低線量肺がんCT検診において2ミリメートル再構成画像と5ミリメートル再構成画像の肺結節の存在診断の評価に関する研究
- 概要
Multi-sliceCTを用いた低線量肺がんCT検診において充実型結節の場合5ミリメートル以上、すりガラス様陰影の場合10ミリメートル以上の肺結節の存在診断に関して、5ミリメートルの再構成画像は、2ミリメートルの再構成画像と同等かどうか、また、読影トレーニングを経た診療放射線技師の結節の局在診断能は、10ミリメートル以上の結節であれば、放射線科医師と差がないのかどうかを検証する。
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柿沼龍太郎 |
Multislice CT を用いた低線量肺がん CT 検診における肺結節の存在診断の評価に関する研究(PDF:158KB) |
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17-54
平成17年12月8日
(平成21年2月9日) |
- 課題名
多臓器を対象としたPETによるがん検診の精度評価に関する研究
- 概要
PETがん検診の対象となりうる臓器を明らかにするとともに、有効性評価の基本資料となる精度を同時法および追跡法に基づき検討する。PETがん検診の診断方法・判定基準も同時に検討する。
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森山紀之 |
17-54「多臓器を標的としたPETがん検診の精度評価に関する研究」の成果報告(PDF:193KB)
多臓器を対象としたPETによるがん検診の精度評価に関する研究(PDF:225KB) |
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17-55
平成17年12月8日
(平成21年3月19日) |
- 課題名
低線量Multi-sliceCTによる肺がん検診にて発見された肺結節検出のためのコンピュータ診断支援システム用のアルゴリズム開発に関する研究
- 概要
低線量Multi-sliceCTによる肺がん検診において発見された肺結節を検出することができるコンピュータ診断支援システムの開発を目標とする。今回の研究は、イギリスの開発会社との共同研究の第一段階として、2ミリメートル再構成画像上で肺結節を検出するアルゴリズムを開発し、その性能を評価する。
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柿沼龍太郎 |
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17-72
平成18年1月26日
(平成21年3月19日) |
- 課題名
胸部CTスクリーナー養成のための肺がん検診CT画像の読影教育用ソフトウエアの開発
- 概要
低線量Multi-sliceCTを用いた肺がんCT検診で発見された肺がんの読影教育用のソフトウエアを開発し、肺がんCT検診の読影医師や胸部CTスクリーナーの養成に寄与し、がん診療の均てん化をはかる。
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柿沼龍太郎 |
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胸部CTスクリーナー養成のための肺がん検診CT画像の読影教育用ソフトウエアの開発(PDF:281KB) |
17-96
平成18年3月23日
(平成21年2月4日) |
- 課題名
肺野小型結節の診断・治療方法の確立に関する研究
- 概要
2センチメートル以下の小型肺野結節影のthin-section CT画像(国立がんセンター東病院、がん予防・検診研究センター、共同研究施設で撮影)を、徳島大学工学部にて工学的手法による定量解析を行い解析結果と臨床情報とを比較する。
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大松広伸 |
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17-112
平成18年3月23日
(平成21年9月26日) |
- 課題名
マルチスライスCTのシミュレーション三次元診断を用いた新しい大腸がん検診システムの開発に関する研究
- 概要
欧米では大腸のCT三次元表示をCTコロノグラフィーと総称し、大腸がん検診に応用する動きが活発である。今回の研究において、マルチスライスCTを用いたCTコロノグラフィーの大腸がん検診における有用性を研究し、実際の検診に応用可能なシステムを構築する。
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森山紀之 |
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18-16
平成18年12月21日
(平成20年3月10日) |
- 課題名
自発支払い方式によるPETがん検診の経済評価に関する研究
- 概要
PET検診の実施する可能性について、医療経済の観点から検討を行い、適正な資源配分を行う必要がある。そこで、国際的に標準化された方法である自発支払い法(willingness to pay, WTP)に基づく費用便益分析を行う。
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濱島ちさと |
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18-24
平成18年12月6日 |
- 課題名
がん予防・検診研究センター検診受診者における食物摂取頻度調査票の妥当性研究
- 概要
食物や栄養素摂取量推定のための栄養調査に汎用されている、「食物摂取頻度調査票」の妥当性を評価するため、当センター検診受診者を対象に「秤量法食事記録」による食事調査や血液分析などを実施し、結果を比較・検討する。
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津金昌一郎 |
研究概要(NCC管轄サイトへリンクします。) |
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18-73
平成19年3月29日
(平成20年3月19日) |
- 課題名
内視鏡による消化管がん検診の精度評価と検査手法の確立に関する研究
- 概要
近年、内視鏡による低侵襲治療が確立し、内視鏡によってのみ発見可能な超早期病変を発見・治療することの意義が人間ドックをはじめとする任意型検診において議論されている。本研究では、消化管内視鏡によるがん検診の対象となりうる食道、胃、および、大腸の悪性疾患に対する内視鏡検診の発見率や精度(感度・特異度)を追跡法に基づき明らかにするとともに消化管内視鏡検診の検査手順の標準化を検討する。
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森山紀之 |
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18-74
平成19年3月29日
(平成21年4月30日) |
- 課題名
炭酸ガス送気による消化器内視鏡検査の安全性および被検者の受容性に関する研究
- 概要
本研究では、大腸がん検診で下部消化管内視鏡検査を行う際に、空気に比べ腸管粘膜からすみやかに吸収されるという特徴を持つ炭酸ガスを送気に用いた場合の(1)血管迷走神経反射の頻度、(2)呼吸状態の安全性の確認、および(3)腹部膨満に対する被検者の受容性について、従来の空気送気法と比較検討する。
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森山紀之 |
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18-95
平成19年6月12日
(平成21年1月22日) |
- 課題名
乳房デジタル画像に関するコンピュータ支援診断システムの開発
- 概要
Full Field Digital Mammographyを用いた乳房デジタル画像におけるコンピュータ支援診断システム(CAD)の開発を目的とする。今回の研究は、ドイツSIEMENS社との共同研究の第一段階として、CADの正常症例における偽陽性指摘数の減少を目的としたアルゴリズムの開発について検討する。
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森山紀之 |
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19-65
平成20年1月24日
(平成21年7月9日) |
- 課題名
早期大腸癌、特に平坦陥凹型大腸癌の頻度に関する研究
- 概要
大腸がんはその多くがポリープ状の病変から進展すると考えられているが、最近、ポリープ状ではなく、平坦または少しくぼんだ病変も大腸がんの初期病変である可能性が指摘されている。このような病変の頻度は不明であり、検診の対象となる健常者集団での頻度を推定する。
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齋藤 博 |
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20-11
平成20年8月20日 |
- 課題名
バレット食道の発生要因に関する症例対照研究
- 概要
バレット食道は食道腺癌の前駆病変といわれ、欧米人で多い疾患であるが、日本人での危険因子はよくわかっていない。食事・肥満などの要因と内視鏡検査で診断されたバレット食道との関連を観察する研究を行う。
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津金昌一郎 |
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20-104
平成21年1月30日 |
- 課題名
検診受診者における生活習慣と胃粘膜DNAメチル化レベルとの関連に関する研究
- 概要
健康な人と胃がん患者とでは、それだけではがん化には結びつかないような「遺伝子のひっかき傷」の蓄積の程度(DNAのメチル化レベル)が異なることが示唆されている。この研究では、検診受診者について生活習慣と胃粘膜のDNAのメチル化レベルと
の関連を検討する。ピロリ菌感染者では除菌治療後のDNAメチル化レベルも測定する。
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津金昌一郎 |
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21-078
平成21年9月14日 |
- 課題名
前立腺特異抗原に影響を与える要因を明らかにするための検診受診者を対象とした研究
- 概要
前立腺特異抗原Prostate-specific antigen (PSA)は、前立腺がんの検診や診断に広く用いられているが、前立腺がんに特異的ではないため、確定診断のために生検が行われる。PSAの値は生検の実施を決定する際に重要な情報となるにも関わらず、その値は、個人の特性や生活習慣の影響を受けることが報告されている。しかし、健常な日本人における生活習慣とPSAとの関連を調べた研究はほとんどないのが現状である。本研究では、健常な日本人のPSAの値に影響をあたえる要因について検討する。
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津金昌一郎 |
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