Conquer and Cure Cancer (3C) プロジェクト
当プロジェクト寄付は2024年3月31日を以って、募集を終了いたしました。
温かいご支援を賜り、心から御礼申し上げます。
2021年10月の募集開始以来、3,108,100円(2024年2月29日現在)のご寄付をお預かりしました。
まことにありがとうございました。
リサーチトランスフォーメーションによる新しいEPOC
国立がん研究センター先端医療開発センター(EPOC)は、2021年に開設された「橋渡し研究推進センター(CPOT)」とも連動したトランスレーショナルリサーチの拠点としてリニューアルしました。
EPOCでは、創薬の概念実証(proof of concept, POC)を目指した基礎的研究に加え、バイオマーカー探索、診断・検査法の開発や抗体療法、再生医療、放射線治療など新規治療モダリティの開発など早期・探索的なトランスレーショナルリサーチを進め、中央病院・東病院の2つの臨床研究中核病院における臨床研究への橋渡しを行なってきました。新規医療機器開発にもフォーカスし、放射線診断治療機器、内視鏡機器のほか、最近ではロボット手術機器や画像、AIアプリ機器についても開発を推進しています。 また東京大学大学院新領域創成科学研究科、カブリ数物連携宇宙研究機構、東京理科大学、ベス・イスラエル・ディーコネス・メディカル・センター、米国フレデリック国立がん研究所との包括的な連携により、異分野が融合した国際的な共同研究基盤も構築しています。あらたに病院が持つ診療情報と、地域住民や環境の多様なデータを統合する取り組みもスタートし、国内外で他に類を見ないユニークな実証フィールドの形成を目指しているところです。さらに東病院が主管する「National Cancer Center Venture Incubation Program(NCC-VIP)」とも連携し、ベンチャー企業のシーズ開発研究支援を強化し、カッティングエッジを目指しています。
新しく取り組む橋渡し研究支援CPOTの機能として、がんに特化した開発企画、シーズ発掘・評価、プロジェクトマネージメントなど、研究支援業務の標準化や情報共有を図ります。これにより、国内外の高度かつ先進性の高い基礎研究成果や臨床現場のニーズに基づくシーズが、国立がん研究センター各部局(中央病院・東病院・先端医療開発センター・研究所)で実施する開発体制に容易にアクセスでき、早期開発のワンストップサービスを受けることができます。
今後は、「RX-EPOC(リサーチトランスフォーメーションによる新しいEPOC)への変革」を旗頭に、単なる「研究の場」から、サイバー・フィジカル両空間に拡張した新しいトランスレーショナルリサーチセンターとして、未来に向かってさらに前進していきます。
皆様からご寄付のご協力を幅広くいただき、EPOCのスローガンである「Conquer and Cure Cancer (3C):がんの克服と治癒」に繋がる効率のよいがん医療を導出したいと考えております。何卒本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、格別のご支援を賜りますようお願いいたします。
2022年4月吉日
国立研究開発法人 国立がん研究センター 先端医療開発センター
センター長 土井 俊彦
プロジェクト概要
- 募集目標額:1億円
- 募集期間:2021年10月から
- 資金使途:国内外のアカデミア機関・企業と連動する新しい先端医療創成のための基盤形成、細胞治療・ウイルス治療など新しい医療の開発に必要な施設・インフラ整備、AIを用いた医療創成にかかわる事業に対応する基盤整備
ご寄付への感謝
- 当センター発行広報誌「日々歩」へのご芳名掲載(ご希望の方のみ)
- 国立がん研究センター東病院設置の銘板にご芳名掲載
(院内銘板へのご芳名の掲載は10万円以上のご寄付を頂きました方を対象とさせて頂きます。ご芳名の掲載を希望されない場合には、その旨ご連絡ください。) - 東病院主催イベントのご案内(ご希望の方のみ)
寄付金控除
当センターへのご寄付には、特定公益増進法人への寄付として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置があります。詳しくは、寄付控除等についてをご覧ください。
お問い合わせ
- 国立がん研究センター東病院 事務部 寄付担当
電話番号:04-7133-1111(内線91460)
Eメール:kifu●east.ncc.go.jp(●を@に置き換えてください)
受付時間:平日9時から16時 - 国立研究開発法人 国立がん研究センター 寄付募集担当
電話番号:03-3547-5333
Eメール:ncckifu●ncc.go.jp(●を@に置き換えてください)
受付時間:平日9時から12時 13時から16時