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共同研究プロポーザル

当分野は、1)アジアに多い難治がん(胃がん、膵がん、食道がんなど)の個別・層別化医療を目指した革新的な診断薬、治療薬の開発へ向け、腹膜転移性がん細胞株・CDX/PDXの自家樹立を基盤とした産学連携プロジェクトを多く実施している。これまでに胃がん患者108例から138細胞株 (NSCシリーズ)を樹立した。同様に、膵がん43例から59株(NPCシリーズ)を樹立した。多くの代表株にはゲノム・トランスクリプトーム情報を付与し、治験へ向けた企業との共同研究を積極的に行っており、低分子薬、中分子薬、免疫チェックポイント阻害剤等の抗体医薬について、がん細胞や微小環境を標的としたユニークな非臨床試験とコンパニオン診断薬の開発を推進している。2)予知医療に向けた体外診断薬や医療機器の開発は、主に治療前後の生検を用いた最新のサブタイピング法と独自の遺伝子選抜法によって、進めている。

 最近5年間での、企業・アカデミアとの共同研究数は30件を超え、特許申請件数は14件で、主要なものは各国移行している。

 

共同研究プロポーザルについての詳細は、こちらよりご覧ください。