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がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針に定めるがん相談支援センター相談員基礎研修(3)の取り扱いについて

国立がん研究センター(以下「NCC」という。)では、がん対策推進基本計画ならびにがん診療連携拠点病院等に関する整備指針(以下「整備指針」という。)に基づき、がん診療連携拠点病院等のがん相談支援センターに所属するがん専門相談員に向けて、がん相談支援センター相談員基礎研修(1)(2)(3)をはじめとする研修プログラムを提供しています。

がん相談支援センター相談員の基礎研修(3)(以下「基礎(3)」という。)の受講は整備指針に定められておりますが、これまではNCCのみが提供を認められていたため受講枠に限りがあり、研修受講のニーズの全てに応えることが難しい状況が続いていました。

この度、厚生労働科学研究「がん相談支援の質の確保及び持続可能な体制の構築に資する研究(23EA1025)」にて、所定の要件を満たして運営されれば、NCC以外の組織(団体)が主催してもNCCが実施した基礎(3)と同等以上の研修効果をあげることができると確認されました。ついては、所定の要件を満たし、NCCが認めた組織(団体)が要件に従って提供した基礎(3)は、NCCが提供した基礎(3)と同等に取り扱われることとなりました。2025年度より基礎(3)の提供可能な組織を拡大し、受講枠を広げることで、がん診療連携拠点病院等のがん相談支援センターに所属するがん専門相談員だけでなく、都道府県が指定する病院等の相談員やがん相談支援センター以外の部署に所属する医療従事者の皆様にも広く受講いただけます。

がん相談支援センター相談員基礎研修(3)について

基礎(3)は、がん対策基本法およびがん対策推進基本計画にもとづき、がん相談支援実践の均てん化と充実を図ることを目的として、2008(平成20)年度に開講しました。厚生労働大臣が指定するがん診療連携拠点病院等でがん相談支援業務に従事する相談員が、基礎知識、技術、態度を習得することにより、相談支援機能の充実と相談対応の質の担保・向上を目指しています。基礎(3)は、がん患者・家族等へ確かな情報を提供し、困りごとに適切に対応するために、大変重要な研修です。

がん相談支援センター相談員基礎研修(3)提供可能な組織の募集

2025年度からはNCCで基礎(3)を開催するとともに、NCCで提供する基礎(3)と同一の研修プログラムを開催する組織(団体)を募集することになりました。以下リンク先をご確認いただき、NCCが定める要件を満たす組織からのご応募を受け付けます。

基礎研修(3)を提供可能な組織(団体)の募集事業はこちら