トップページ > 各部紹介 > がん情報提供部 > 患者・市民パネル > これまでの主な活動 > 平成23年度がん対策情報センター「患者・市民パネル」委嘱状交付式・検討会
平成23年度がん対策情報センター「患者・市民パネル」委嘱状交付式・検討会
開催日時
開催日:2011年6月29日(水曜日)
開催時間:13時から16時
会場
国立がん研究センター特別会議室
プログラム
- 理事長あいさつ
- 委嘱状交付
- がん対策情報センターおよびその活動紹介
- 「患者・市民パネル」の活動および諸連絡
- 本日のテーマとディスカッションの進め方
- グループディスカッション
- 各グループで出された意見の報告
- がん対策情報センター副センター長あいさつ
概要
6月29日に平成23年度がん対策情報センター「患者・市民パネル」委嘱状交付式・説明会が行われました。
患者・市民パネル」は、がん対策情報センターの活動を応援してくださる患者さん、ご家族、一般市民の方で、平成20年から活動を開始しました。4年目を迎える今年は、昨年度から引き続き活動していただいている56名の方に加えて、新たに44名の方にお願いし、100名での活動をすすめてまいります。当日の参加者は70名とこれまででもっとも多くの方にお集まりいただきました。
嘉山理事長からのあいさつでは、患者・市民パネルの皆さまには、日本中の患者さんのため、すべての人のためを考えたご意見をぜひお寄せいただきたいというお願いがありました。そして、職員一同、皆さまの意見を受け止め、情報提供をはじめとして患者さんやご家族、国民の皆さまへのサービスが提供できるよう努力していく決意が語られました。
続いて若尾副センター長よりがん対策情報センターの組織や活動概要についての説明、さらに、情報発信の取り組み、「患者・市民パネル」の活動について担当者からの紹介がありました。
今年度は、説明にとどまらず、がんに関わる情報提供やがん対策など7つのテーマに関して、11グループに分かれディスカッションが行われました。議論されたテーマは下記の通りです。
- がんの情報提供の方法について(インターネット、冊子等の届け方)
- 治療法、病院の探し方など医療の情報について
- お金のこと、仕事のことなど生活上の情報について
- 再発したときに必要な情報について
- 予防・検診・禁煙などの情報について
- がん対策・がん登録などの情報について
- 家族や同僚、周囲の人にとって必要な情報について
限られた時間ではありましたが、和やかな雰囲気での自己紹介に続いて、それぞれのメンバーの関心のあるテーマについて充実したディスカッションが行われ、がん対策情報センターで取り組むことが期待される活動のアイデアについても多数寄せられました。また、より多くの人に必要な情報を届けるために、パネルの皆さんがそれぞれ活動を進めていきたいという決意も語られました。
いただいたご意見をもとに、よりよいサービスが提供できるよう職員一同取り組んでまいります。