国立がん研究センターは東北がんネットワークより感謝状をいただきました
国立がん研究センターは、今年三月に発生した東日本大震災におきまして、全国のがん診療拠点病院の診療状況や東北地方で抗がん剤治療を引き受けている病院一覧、放射線治療の施行状況などの情報公開を東北がんネットワークとともに速やかに行いました。
また、被災地からのがん患者の方々の受け入れを積極的に行い、被災地への医療支援団の派遣やさまざまな物資の提供を行うなど、被災地支援活動をセンター全体で進めてきました。
このたび、東北がんネットワークと協力して行ってきたそのような被災地支援の活動が認められ、東北がんネットワークより国立がん研究センターは感謝状をいただきました。
2011年12月19日
国立がん研究センター理事長
嘉山 孝正
注:東北がんネットワークとは 東北各県の医療従事者が、東北地方に在住する全ての住民が適切ながん医療を受けられるように、協力体制を確立することを目的に設立された組織です。情報・意見交換を通じて、がん医療水準の均てん化を推進し、さらにその向上を目指すための事業を実施しています。