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国立がん研究センター

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がん臨床試験・治験推進国際シンポジウムを開催しました

2015年5月27日
国立研究開発法人 国立がん研究センター

国立がん研究センターは、英国大使館、フランス大使館、米国大使館、韓国大使館、米国国立がん研究所との共催で、「がん臨床試験・治験推進国際シンポジウム」を5月14日(木曜日)、15日(金曜日)の二日間開催しました。本シンポジウムは、各国の専門家ががんの臨床試験や治験の推進に関する各国の現状報告と意見交換を行うもので、医療従事者を対象に開催されました。

第一日目では当センターにてエキスパート・ミーティング(非公開)、患者アドボカシー・ミーティング(メディア公開)を開催しました。

エキスパート・ミーティングでは、個別化医療とがん免疫療法に関する最新の研究についての情報共有を行い、将来的な共同研究についてなど活発な討論が行われました。患者アドボカシー・ミーティングでは、臨床研究における患者の役割について各国の取り組みの紹介を行いました。それぞれの国の個性的な取り組みが紹介され、我が国にとっても、他の参加者にとっても非常に参考になるミーティングとなりました。

エキスパート・ミーティングの様子

  • エキスパート・ミーティングの様子1
  • エキスパート・ミーティングの様子2

患者アドボカシー・ミーティングの様子

  • 患者アドボカシー・ミーティングの様子1
  • 患者アドボカシー・ミーティングの様子2
  • 患者アドボカシー・ミーティングの様子3

第二日目は、イギリス大使館にて、がん治療開発について、各国の政府の支援、企業の取り組み、患者のエンパワメントについて議論が行われました。我が国からは、本年4月に設立された日本医療研究開発機構の紹介が末松理事長により行われ、多くの質疑が行われ、各国の関心の高さがうかがえました。各国の状況を共有することができ、今後の治療開発において、グローバルでの協力が必須であることが強く認識されたシンポジウムとなりました。

イギリス大使館での様子

  • イギリス大使館での様子1
  • イギリス大使館での様子2
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