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研究の奥の細道

5月13-16日 Europe Biobank Week 2025(Bologna、Italy)

「Europe Biobank Week 2025」に参加しました。希少がんの研究では臨床検体の入手は大きな課題です。臨床検体をバイオバンクに保存し使用するという仕組みがあり、がん研究では大きな役割を果たしています。しかし、症例が少ない希少がんについては単一の施設、国では十分な数の試料を収集しえないという課題があります。本学術集会には47か国から800名以上が参加し、それぞれの状況に応じたバイオバンクの構築および主にヨーロッパ地域の国境を超えた連携体制の整備について、さまざまな角度から検討されました。希少疾患に関する取り組みも紹介され、たいへん勉強になりました。来年は5月19-22日にプラハ(チェコ)で開催されます。
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大会場前での集合写真。盛況な会でした。

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エンツォ王宮でのネットワーキング・ディナー。いろいろな国の研究者と話しができる貴重な機会でした。

「Europe Biobank Week 2025」からリンク
https://www.europebiobankweek.eu/

4月25-30日 American Association of Cancer Research Annual Meeting 2025(Chicago、USA)

「American Association of Cancer Research Annual Meeting 2025」に参加しました。米国のがん研究のトレンドをみるにはこの学会が一番です。数年後に日本ではなにがはやっているでしょう。

「American Association of Cancer Research Annual Meeting 2025」からリンク
https://www.aacr.org/meeting/aacr-annual-meeting-2025/

3月17日 第130回日本解剖学会/第102回日本生理学会/第98回日本薬理学会合同大会(幕張、千葉)

「第130回日本解剖学会/第102回日本生理学会/第98回日本薬理学会合同大会」にて、「がん研究におけるヒト臨床検体の利用の課題:バイオバンクの利用と患者由来がんモデル」というタイトルで講演しました。希少がん研究ではバイオバンクは重要な研究基盤ですが、多くの課題が残されています。ふだんの研究を通じて考えたり調べたりしたことについて講演をしました。

1月23日 第5回海洋医学・海洋医療ミニセミナー(高知)

高知大学医学部で開催された「第5回海洋医学・海洋医療ミニセミナー」にて、「患者由来がんモデルを用いた研究」というタイトルで講演しました。海洋生物から肉腫の抗がん剤が2つ開発され承認されています。講演では、その開発の経緯や今の時代の抗がん剤の開発について御紹介しました。会終了後は地元の新鮮な海洋生物を味わいながら、新しい科学の創出に向けて参加者の方々と楽しいひと時を過ごしました。

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