国立がん研究センター中央病院の外科医直伝 外科手術体験「ブラック・ジャック セミナー」を開催しました
2017年8月26日(土曜日)、国立がん研究センター中央病院で「ブラック・ジャック セミナー」を開催しました。午前の部、午後の部に小学5年生から中学3年生までの73名が参加し、中央病院の外科スタッフの指導で最新の医療機器を用いた手術体験に挑戦しました。
協力:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
開会のあいさつでは国立がん研究センター中央病院病院長 西田俊朗より「外科の手術の模擬体験を通して、医療や手術を身近に感じてもらいたい」と話しました。
次に、中央病院呼吸器外科長渡辺俊一よりセミナーの内容とがんについての説明があり「がんが年々増えているので将来外科医になって一緒にがんを治して欲しい」と話がありました。
(モニターを見ながら鉗子を使い人形を移動)
子どもたちの顔は真剣そのものです。
(人工皮膚パットで皮膚縫合の体験)
中央病院の外科スタッフらが指導にあたります。
(自動縫合器・吻合器を操作し、スポンジの胃を再建)
(超音波メスを用いて鶏肉の切開を体験)
(術前や救急時に行う気管内挿管を体験)
会場となった中央病院ロビーは子どもたちの熱気にあふれていました。
修了式では、病院長から子どもたちひとりひとりに修了証書が手渡されました。
たくさんのご応募、ご参加をありがとうございました。
国立がん研究センター中央病院 病院長 西田俊朗よりご挨拶
皆さんこんにちは。国立がん研究センター中央病院にお越し頂きありがとうございます。
この中央病院のブラックジャックセミナーは、今回で5回目になります。外科の手術を模擬体験して貰い、「少しでも医療というものを、手術というものを、皆さん方に解って貰えたら良いなー。一人でもいいから、将来、医師であったり、看護師や薬剤師になりたいと思ってくれる人が出てきたら嬉しいな。」と考えてやっています。