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未登録の国際規制物資(硝酸ウラニル)の発見について
2024年6月11日
2024年6月3日、国立がん研究センター研究棟において、国際規制物資である硝酸ウラニル(25グラム、容器込み重量61グラム)が発見されました。当該物資は未登録のまま、当センターの職員により研究棟の指定された廃棄物保管場所に持ち込まれた廃棄物の中に含まれていたことが判明したものです。
本件は、同日、原子力規制委員会に報告済みです。当該物資は密封され、施錠・立ち入り制限のある部屋で厳重に保管しており、外部への放射線漏洩はありません。放射線量を測定した結果、発見場所、保管場所の汚染はなく、発見された物質による環境や人体への影響はありません。
今後、このような事態を起こさぬよう国際規制物資を含む化学物質の厳正な管理を徹底いたします。早急に、国立がん研究センター(築地・柏キャンパス)内の薬品類の総点検を実施し再発防止の徹底に努めていく所存です。
お問い合わせ先
国立研究開発法人 国立がん研究センター 研究所 RI実験施設
電話番号:03-3542-2511(代表)