予防研究部
研究活動
予防研究部では、科学的証拠を日本人のがん予防の実践に確実に結びつけるための橋渡し研究を行っています。日本人におけるがんの要因とがんとの関連性について科学的根拠をもとに総合的に評価し、その過程で科学的証拠が不足する場合には、不足するエビデンスを戦略的に創出するために、国内・国際共同研究の統合解析を組織します。また、未だ確立していない新しいがん予防法候補についてその効果を検証するための研究を行います。さらには、それぞれの要因を予防することががんの減少にどのくらい役立つのかを同時に推計するなど、様々な研究を駆使して日本人にとって最適ながん予防法を最新の科学的根拠に基づいて提示することが、予防研究部の研究活動の柱です。