肺がん K1397
Lung
治験情報
対象となるがん
非小細胞肺がん
使用される新薬(治験薬)
LY3537982 (経口剤)
実施方法(治験のデザイン)
第III相試験(国際共同試験)
【用量最適化パート】
- LY3537982+ペムブロリズマブ
【パートA】
- A群:LY3537982+ペムブロリズマブ
- B群:プラセボ+ペムブロリズマブ
注:この治験のパートAに参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、A群又はB群のいずれかの治療を受けることになります。
注:プラセボとは、形や大きさ等、治験に使う薬と同じように作られていますが、効果のある成分は入っていません。医師にも治験関係者にも、薬とプラセボの区別は全くわかりません。治験薬の効果や副作用などをより客観的に評価することを目的として使用されます。
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 18歳以上の方
- 全身状態(ECOG Performance Status)が0又は1である方
- 組織診又は細胞診にてステージIII B~III C又はIVの非小細胞肺がんが確認されており、治癒を目的とする根治的手術又は放射線療法に適さない方
- KRAS G12C変異であることが確認された方
- PD-L1発現が認められている方(パートAは発現率50%以上)
- 進行又は転移性非小細胞肺がんに対する全身療法による治療歴がない方
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
梅村 茂樹