多がん種 K1381
Multiple
治験情報
対象となるがん
固形がん(乳がん、胃腺がん、胃食道接合部腺がん、非小細胞肺がん)
使用される新薬(治験薬)
- バレメトスタット トシル酸塩(経口剤)
- トラスツズマブ デルクステカン(注射剤)
- ダトポタマブ デルクステカン(注射剤)
実施方法(治験のデザイン)
第I相試験(国際共同試験)
- 【乳がん】
- バレメトスタット トシル酸塩+トラスツズマブ デルクステカン
- 【胃腺がん、胃食道接合部腺がん】
- バレメトスタット トシル酸塩+トラスツズマブ デルクステカン
- 【非小細胞肺がん】
- バレメトスタット トシル酸塩+ダトポタマブ デルクステカン
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 18歳以上の方
- 全身状態(ECOG Performance Status)が 0 又は 1 である方
-
- 【乳がん】
- 病理診断により切除不能又は転移性の乳がんであることが確認されている方
- ホルモン受容体陽性の場合は内分泌療法中に増悪が確認された方
- 再発又は転移性乳がんに対する1~2ラインの化学療法歴がある方
- HER2低発現と確認された方
- 【胃腺がん、胃食道接合部腺がん】
- 病理学的に切除不能又は転移性の胃腺がん、胃食道接合部腺がんであることが確認されている方
- トラスツズマブを含むレジメンの投与中に増悪が確認された方
- HER2陽性が確認された方
- 【非小細胞肺がん】
- 病理学的にIIIB期、IIIC期、又はIV期の非扁平上皮非小細胞肺がんであることが確認されている方
- Actionable遺伝子変異がない方はプラチナ製剤を含む化学療法とPD-1/PD-L1抗体の併用療法による前治療歴がある方
- Actionable遺伝子変異がある方は対応する分子標的療法による前治療歴に加え、プラチナ製剤を含む化学療法による前治療歴がある方
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
久保木 恭利