ベトナム国立がんセンターとの共同声明を発行しました
2021年12月1日
国立がん研究センターは2018年4月にベトナム国立がんセンターと協力の覚書を締結して以降、交流を深め協力を加速しています。
この度 ベトナムのファム・ミン・チン首相が公式実務訪問賓客として来日した際、同行したベトナム国立がんセンターNguyen Tien Quang総長と当センター理事長の中釡斉がそれぞれ今後の協力について確認する共同声明に署名しました。
文書でATLASプロジェクトに焦点をおいた臨床研究、新薬開発協力に向けベトナムでのがんゲノム医療の展開のための人材育成・環境整備、アジア国立がんセンター協議会(ANCCA)と連携したアジアのがん対策指標(Asian Code Against Cancer) 事業などのがん予防、国際がん研究機関 (WHO International Agency for Research on Cancer, WHO/IARC)のがん登録普及事業(Global Initiative for Cancer Registry Development, GICR)のもと、小児がんなどの疫学研究で協力を加速することとしています。
今後もベトナム、日本双方に有益な協力をすすめてまいります。
各々共同声明書にサイン
(左)ベトナム国立がんセンター 総長 Dr Nguyen Tien Quang
(右)国立がん研究センター 理事長 中釜 斉