G7 Cancerが始動しました
2023年5月9日、フランス国立がんセンター(INCa)の提案で国際的ながん協力の枠組みG7 Cancerが発足しました。がんに向き合う先鋒組織が協力してがんとの闘いを加速し、より複雑な課題に取り組むものです。中釜理事長がフランスのINCaで開催された第1回会議に参加し、協力覚書を締結しました。会議では各構成員がそれぞれの重点事業を紹介したうえ、枠組みで取り上げる重点分野を選定し、当初2年間の代表・事務局としてINCaを選出しました。
新たな枠組みで各国の有力がん機関と国際規模でがん対策の協力をすすめてまいります。
<重点分野>
- ⼩児がんデータ戦略
- 難治性がん
- 格差の是正
- 前がん病変・予防
<参加組織>
フランス国立がんセンター(INCa)、Cancer Australia、Canadian Institutes of Health Research (CIHR)、Cancer Research UK (cruk)、German Cancer Research Center (dkfz)、米国立がん研究所(NCI)、当センター
左からdkfz Mayer氏, cruk Dr Elliott,中釜理事長、INCa Breton事務長、Cancer Australia Professor Keefe 米国立がん研究所 Dr Gopal, CIHR Dr Liu
詳しくはこちらをご参照ください。 (INCa ウェブサイト、仏文)