コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター

トップページ > NEWS > がん情報ギフトプロジェクトがLibrary of the year2024優秀賞を受賞

がん情報ギフトプロジェクトがLibrary of the year2024優秀賞を受賞

国立がん研究センターがん対策研究所が進める、「つくるを支える、届けるを贈る『がん情報ギフト』」プロジェクトが、Library of the year 2024の優秀賞を受賞しました。
Library of the Yearは、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、特定非営利活動法人知的資源イニシアティブが顕彰する事業で、2006年より行われています。2024年については、6月~7月に図書館関係者の自薦他薦による候補活動募集による29活動がノミネートされ、7月~8月の一次選考会で14施設に絞られ、9月の二次選考会で4施設の優秀賞4活動のひとつに選出されました。11月7日に実施された最終選考会では、惜しくも大賞、オーディエンス賞を逃しましたが、優秀賞として、表彰されました。

  • 受賞時の1枚目の画像
  • 受賞時の2枚目の画像

がん対策研究所が行う「つくるを支える、届けるを贈る『がん情報ギフト』」プロジェクトは、がんになってもあわてず、必要な情報を得て、自分らしく生活できる社会を実現するため、ウェブサイト「がん情報サービス」の科学的根拠に基づいた「確かな」「わかりやすい」「役に立つ」がんの情報を国民のみなさまに提供すること、そしてがんの情報を手に取りやすい冊子の形で全国の図書館へ寄贈することを支えるものです。市民、企業の皆様からのご寄付により、2017年より実施してきました。

年々寄贈館は増加し、全国にある約3300館の公共図書館のうち、711館に「がん情報ギフト」コーナーが設置されています。
がん情報ギフトの詳しい活動については、こちらをご覧ください。

Library of the Yearには、これまでも推薦され、第一次選考では選ばれてきましたが、このたび、優秀賞をいただくことができました。

授賞理由として、「国立がん研究センターは、大規模な医療機関のない市町村でも公共図書館が存在することに着目し、科学的根拠に基づいたがん情報の冊子(「がん情報ギフト」セット)を全国の図書館へ寄贈する仕組みを構築している。より多くの人々に信頼性の高い医療情報を届けるための窓口として図書館は適任であり、図書館の医療・健康サービスにも新しい手法が加わった。「がん情報なら図書館へ」を目指した普及活動のさらなる展開に期待したい」との評価を受けました。

ページの先頭へ